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593. Mortality Rates by Age Group and Intubation Status in Hospitalized Adult Patients From 21 United States Hospital Systems During Three Surges of the COVID-19 Pandemic

Nolan MB, Nolan ME, Piasecki TM, et al. Mortality Rates by Age Group and Intubation Status in Hospitalized Adult Patients From 21 United States Hospital Systems During Three Surges of the COVID-19 Pandemic. Chest. 2023;163:1390-1394.

NEJM Journal Watchから。

2020年2月から2022年1月までに米国の21の病院に新たにCOVID-19と診断されて入院した成人約63,000人のデータベースを用いて、現在までのCOVID-19の死亡率を、年齢、挿管の有無、変異株別に比較。

多変量解析では、挿管は院内死亡率と強く関連していた(OR 31.3)。死亡率と関連する他のパラメータ(人種、性別、BMI、併存疾患指数)の中では、年齢が最も強い影響を及ぼした(20~29歳に対するORは30~39歳で1.6、90歳以上で30.8)。人工呼吸を必要とする患者では、アルファおよびオミクロンと比較してデルタの死亡率が高く(aOR、1.31)、3つのサージすべてで70~79歳の死亡率の絶対値が最も高かった。ワクチン接種は死亡を予防したが(OR 0.66)、人工呼吸を必要とする人の死亡率には有意な影響を及ぼさなかった。

ワクチンは呼吸器に載ることを防ぐもので、呼吸器に載ったらもう変わらないということですかね。

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