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スクールバスに乗るために〜②〜

発達障害の双子が学校へ通えるように、色々な方の協力を得て
スクールバスに乗れるようになるまでの妻の努力を綴ります。

●再度関係各所へ相談に

市内に支援学校が存在しない、スクールバスにも乗れない、通いたくても通うことができない状況を市役所に再度相談に行った所、
『上に相談してみますので時間をください』との回答でした。

どれくらい時間がかかるのかはわからないが一旦帰宅。

とてもせっかちな妻、2、3日待つのが精一杯
痺れを切らして市長に手紙を書き、療育施設の方にも相談に行きました。

そこで療育施設の方からこんな提案が
『地元の議員さんに相談してみたら?』

議員!?

なんか怪しい雰囲気になってきた。
#知らない物を嫌う
#怪しい

しかし考えてみると当然といえば当然かもしれない。

スクールバスを運行してもらうにはやはりお金がかかる。
行政に運営してもらうとなると議会で予算を付けて頂かないと難しい。

お願いするしかない!

●根回し

まずは現在バスを運営されてる方へ議員の方へお願いしていいかどうかを聞くことに。
最低でも6年間はお世話になる人だから、これにより不利益を被らせたり、不愉快な思いをさせてしまっては申し訳ない。

それと新1年生の親御さんにも話を通しておいた方が。

みなさん快く承諾していただきました。

しかしながら先輩の親御さんから
『空きがないなら待つべき、待つのが常識でしょ!』
との声も、
#その方は1年待ったのかな

この声には妻も少し参ったみたいでしたが、バスに乗れないのは死活問題!

入学も待ってはくれません!!

保護者、運営サイドに根回しも完了。

●議員の方に相談

スクールバスの現状、市長へ手紙を書いたこと、来年度バスに乗れない可能性が高いこと、困っていることを全て話すととても親身に聞いていただきました。

それから1週間ほどして

議員の方から
『無事にスクールバスの予算がついたから安心してください』
と連絡がありました。

行政は時間がかかるイメージでしたが今回は迅速に対応して頂きました。
本当にありがとうございました。

●入学

晴れて支援学校に入学することになりスクールバスも2台に増台されてました。
ご協力いただいたみなさんのおかげで希望者全員バスにのり学校に通う事ができてます。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

●まとめ

今回の件で
行動することの大切さ
を改めて痛感しました。

なにか挑戦をするときは否定的な意見や批判は付き物、
それに屈して何も行動せずにいたら現状を変えることは不可能です。

とにかく行動すること

妻のフットワークの軽さには驚きました。とても感謝しています。
行動する事で現状を打開できた事、とても勉強になりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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