第13回【「先が見えた」と思った時に動く】-自力で稼げる自分を創る

会社の都合と自分の意向はズレることが
往々にしてありますよね。

仕事がとっても気に入っている。

やりがいもあって，毎日とっても充実
している。
まだまだやりたいことがある。

ところが，いきなりやってくる
人事異動とか役職定年。

「ふざけんな！」ってアタマに
来ますよね。
でも，会社ってそういう所です。

自分の思い通りにはなかなか行きません。

だって”一人の都合”で会社という車は
動かせませんから。

だから「ふざけんな！」って思った時は
”動く”時です。
40歳過ぎてたら”決断するタイミング”。

やりたいことが出来る会社に転職する
とか，やりたいことを複業で続けるか。

選択肢はいろいろとあります。

我慢しないほうが良いです。

我慢して後悔しても”時間は
取り戻せない”から。

我慢して待っていても，自分の意向が
かなう保証はないから。
で，時間だけが過ぎていく。

僕の場合は「ふざけんな！」って思う前に
動いちゃいました。

製鉄所と本社の往復という”キャリパス”が
見えたタイミングでした。

「こんなことをするために会社に
　入ったんじゃね～」
と思ったときですね。

そしてキャリアを”自ら”振り出したわけです。

次の目標は”電通”。

最初は新日鉄の中で，鉄鋼事業から
コンピューター事業へ。

次にコンピューター事業から
東京デジタルホン（現ソフトバンク）に
志願出向。

全部”電通に行きたい”っていう”欲”を実現
するためでした。

そして収入のリスクは全く負わないで
10年かけて電通に行けました。

振り返れば，ラッキーの連続。

当時新日鉄では新規事業立ち上げ全盛期。

”社内公募制度”も活発で”行けるポジション”
もたくさんありました。

電通に行くために欲しかった
”マーケティング””広告宣伝”の仕事の実績を
作れる可能性があるポジションがありました。

それが，コンピューター事業と
東京デジタルホンでした。

コンピューター事業では
最初UNIXコンピューターの営業。

売りまくって目立ちまくって
マーケティング部門に異動。
シリコンバレーに行っての商品探しや
国内での展示会出展の仕事。

東京デジタルホンでも，最初は営業。

光通信という会社と組んで携帯電話を
”売りまくり"。

で，社内で”目立ちまくって"
広告宣伝部門に志願して異動。

そして電通と組んで”J-PHONE"への
ブランドチェンジ。

で，電通とコネを作り電通に転職。

”欲と執念が生んだラッキー"の連続
でしたね。

僕のような事例は
ほとんどないかもしれません。

でも「ふざけんな！」って怒ってる時間は
ムダですよ。
振り回される前に”自ら動く”方が
"賢い”です。

はしごを外される”前"に動けば
はしごは外されません。

はしごを自分で創るということです。

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