これからは「感情的価値」で勝負だっ！

【人の「価値」って何だ？】

またまた僕の「嫌い」シリーズ。

「スペック」ということばが嫌いです。

転職マーケットで交わされるこのことば。

人を機械のように扱ってるように
感じていやなんですよね。

人の価値は2つあります。

「機能的価値」

と

「感情的価値」

です。

「機能的価値」が「スペック」に相当
するんでしょう。

具体的には，専門性やスキルレベル，年収
業務上の実績などを指すと思われます。

「感情的価値」は，価値観や仕事の目的
本当にやりたことを土台にしたMSP
（また出ました）などを指します。

転職市場で，採用する企業側から出るのは
「ポジション」と「求められるスペック」
です。

書類選考は，ここで行われているので
「スペック」が満たされないと
面接までいきません。

逆に「オーバースペック」でもNGを
くらうのだそうです。
以前ご紹介した，元リクルートの
黒田さんが教えてくれました。

こんなんでいい人材を採用できるん
でしょうか？

はなはだ疑問です。

僕の時代でも「英語ができる」という
だけで，次々とジョブホッピングする
人がいました。

IT系に多いのですが，新日鉄のEI事業部
時代の取引先の人です。

この人「仕事が全く出来ない」んです。

なので「スペック転職」は
出来るんですが，外資なので
化けの皮がはがれると，すぐクビに
なります。

最近はどんな感じかわかりませんが
人の「感情的価値」を応募書類に
書いてもらう方が良いように
思うのです。

もしかすると，転職が“うまくいく”人は
職務経歴書や志望動機に「感情的価値」を
書いているかも知れません。

先日Linkedinで，この話題を投稿
しました。

感情的価値について「新鮮」
「これからは，これが大事」
というコメントが付きました。

僕的には30年前からあるので，特に
新しいとかこれから～的な感じは
ありません。

アメリカの「ブランディング」では常識
です。

アメリカのマーケットは，競合との
差別化に「emotinal benefit」で
独自のポジショニングを行います。

日本企業や働く人たちが，「機能的価値」
ほぼ一辺倒の歴史の中で育ってきたので
単純に

「知らない」

だけなんですよね。

「感情的価値」は，僕が一番大事に
しているものです。

流行るか流行らないかは興味が
ありません。

流行らなくても，あなたには知っておいて
いただきたいです。

いずれにせよ，人生を有意義に過ごすには
自分の「感情的価値」を認識することが
大事です。

他人や社会の「スペック要件」に
「自分を合わせる」のは，やめましょう。

これは，独立起業とか会社員とかの
「働き方」のことではありません。

「生き方」のことです。

このメルマガを始めたのも
「自分の生き方」に沿って生きて行けば
会社に依存する必要なない，という
持論からです。

さて，今日の質問です。

自分の「感情的価値」わかってますか？

「機能的価値」では，もう勝てませんよ(^^)

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