三国志の司馬懿仲達2
こんばんは。
吉田です。
今回は再び、司馬懿仲達について語ります。
好きな人物のことだと、一回じゃ話し足りませんね。
1.大雨の後の撤退
曹真率いる魏軍が、蜀へ攻め込む途中で、もの凄い大雨が降ったことがありました。
大雨で地面も、持ってきた物資もグチャグチャになってしまい、戦わずに撤退することになってしまったので、曹真を始め魏軍は皆嘆いていたといいます。
そんな中、副官として来ていた仲達は、
「大雨を嘆いても仕方ありません。こうなることを予想できなかった自分の落ち度です。
こうなった以上は少しでも損害を抑えて国へ戻りましょう」
と言って、足の止まった軍を励まして撤退を促しました。
この切り替えの速さのおかげで、隙を窺っていた蜀軍を退けることができました。
どうしようもないことが起こっても、そこからどうするか考えて、直ぐに動く仲達はやはり凄いと思います。
2.街亭の戦い
時系列では、1の大雨よりも前になりますが、街亭の戦いも仲達の功績によるところが大きいです。
街亭は、ここを魏軍が取れば蜀軍は撤退しなければならない重要な場所であり、仲達としては蜀軍より先に来て確保するつもりでした。
しかし、孔明が手を回すのが速く、配下の馬謖を送って守っていました。
この時点で仲達は絶望しますが、様子を伺ってみると、馬謖が水を確保しづらい山頂に陣取るというミスを犯していました。
なので、馬謖達の水を断って、蜀軍を撤退させることができました。
先を越されても、諦めずに粘った仲達の勝利です。
3.まとめ
仲達を見てると、リーダーというのは能力というよりも人格や姿勢が大切な気がします。
孔明との戦略の読み合いは凄いのですが、今回のところでは、仲達の切り替えや行動へ移す速さ、諦めずに食らいつく姿勢が結果に結びついているのではないでしょうか?
それでは、今日はこの辺で。
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