◎会社起業の軌跡をまとめてみました…1
結論:1か月は余裕を見て、起業手続きをはじめましょう
直近で起業した人何人かに話を聞くと、今はアプリやwebで手軽に会社を立ち上げることができるということをほぼ全員が言っていて、ググってサイトに行くと“簡単に立ち上げられる”とかうたっているのを見て、勝手に「簡単=すぐ」に立ち上げられると勘違いしてしまったんですよね。
2019年7月中旬頃に退職(正確にいいますと、グループ会社の取締役をしていまして退任なのですが…)を申し出て、その時は8月末くらいかなと思っていったのですが、9月中旬に10月末と決まったんですよ。
この間に自分の城となる会社を立ち上げていればよかったのですが、律義にフリーになった日の1日目である11月1日に合わせて立ち上げようとして、退職日のちょっと前からようやく動き始めました。
調べてみると、確かに簡単にはできるのですが、準備が結構かかるんですよ。しかも、株式会社を立ち上げようとしていましたので、自宅を住所にして公開したくなかったりという思いもあったり、自宅は個人事業の城としてたり、最初に自宅で立ち上げて後で住所を変えるのもめんどいなあ…といろいろと思ったりで。
起業にあたって、自分の場合は、人からのアドバイス・紹介が本当に大きかったです。自分も微々たるものですが、これから起業しようという人がいたら、知っていることを出しますし、紹介もしようと思っています。
⓪メールアドレスの準備とGsuite対応
起業する前から、個人事業をはじめていましたので、ドメインは取得していました。個人事業で使っていたメールアドレスをそのまま企業で使うようにしています。ただ、Gsuiteに対応していませんでしたので、ここだけは対応するようにしました。
この個人事業が結構パンチが効いていまして、当時の会社を退職してから、まとめて入金してもらうようにしまして(結果的には)、この費用が会社の資本金100万に繋がりました。
①登記する住所を契約してきました
人から紹介されまして、作業は自宅にするとしまして、登記する場所は銀行口座開設サポートもしてくれるバーチャルオフィスを契約することにしました。起業をするにあたって、一番苦労するのが口座開設ということをいろいろと耳にしまして、そしてバーチャルオフィスは口座が難しいという話もありましたので、口座開設もサポートしてくれるところを選んでいます。この紹介してくれた方に、自分が大きな信頼を寄せていたのも大きかったです。
申請したら次の日には審査結果も届き、登記する住所を発行してもらいました。このスピード感が、またまた会社を作るのも、ポリっとサクッといくのではという、変な誤解をいだいてしまったのですが。。。
2019年10月27日:申込
2019年10月28日:住所発行
②会社設立はマネーフォワードを使って自分でやることにしました
滅多にない経験ということもありまして、ポリっとサクッと簡単にwebで会社を作ることができるということを真に受けて、工数は掛かりますが、自分で動いて設立することにしました。freeeとマネーフォワードで悩んだのですが、自分の家計簿や個人事業はマネーフォワードで管理していたこともあり、マネーフォワードで設立することにしました。モヤっとでも自分の会社でやることは固まっていましたので、マネーフォワードのフォームに沿って、入力するだけでしたので、本当に簡単にできました。
並行して、楽天で見かけたはんこ屋さんで比較的安価で、実印・銀行印・角印を注文し、これまで次の次の日くらいには届いて、印鑑証明はマイナンバーカードを発行していたので、近くのコンビニで取り寄せ、ポリポリさくさくだなあと思いきや・・・
2019年10月27日:マネーフォワード申込
2019年10月28日:入力完了
2019年10月29日:定款作成・確認して、電子定款認証依頼
③公証役場からの流れが意外に時間がかかります
お恥ずかしながらですが、マネーフォワードで入力完了したら、その後はポリっとサクッと会社も作ることができると思ったのですが、ここからが役場通いで時間が必要になるんですよね。定款を受け取りに公証役場にはじめて行きました。そして、法務局で登記の手続き、自分は銀行の支店感覚で、港区の住所で登記をするのですが、渋谷区にある法務局でもいいのかと思いきや、行ってみると、会社の住所があるところの出張所である港区の法務局に行かなければならないんですよね。しかも、そこからまた時間が必要になり、、、令和1年11月1日に設立の夢はあきらめました。
こういうこともちゃんと知っていれば、逆算してスケジュールを組めたのですが、知らないって恐ろしいっす。
ちなみに、会社としてのビジネスの契約も進めていまして、法務局で書類受け取りをするとともに、印鑑証明書と登記簿を受け取ろうと、合わせて窓口で申請すると、冗談抜きで2時間近く待たされました。証明書発行請求機を使って、申請した人に越される越される。役所関係はIT化もまだまだなんだあと痛感。今回は、はじめてだったのですが、次回請求する時は証明書発行請求機を使おうと心に誓いました。
2019年10月31日:定款オンライン申請完了
2019年11月5日 :公証役場
2019年11月6日 :法務局
→この日が設立した日になります。
勝手な解釈で11月6日の数字を足すと末広がりの8になると位置づけています。
2019年11月18日:法務局で書類受け取り
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