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ストレングス・ファインダー結果と3年間の変化

ウェブデザインやらマネジメントやらやっている吉川雅彦といいます(Twitter:@masahiko888)。最近好きなものは哲学です。

3年前、食べログ退職とストレングスファインダーという記事を書きました。自分の強みを知る「ストレングス・ファインダー」を3年ぶりにして、だいぶ変化があったので記しておきます。

3年前の結果

1. 最上志向 [影響力]
2. 分析志向 [戦略的思考]
3. 学習欲 [戦略的思考]
4. 自我 [影響力]
5. 慎重さ [実行力]

現在の結果

1. 収集心 [戦略的思考力]
2. 学習欲 [戦略的思考力]
3. 個別化 [人間関係構築力]
4. 分析思考 [戦略的思考力]
5. 内省 [戦略的思考力]

括弧内は、どのカテゴリーにカテゴライズされているかを示します。「戦略的思考力」が多くなりました。普段から知識を求めたり〈収集心〉学習したりするのが好き〈学習欲〉で、状況を把握し〈分析思考〉考え〈内省〉、個人の強みに合わせたチーム作りをする〈個別化〉タイプらしいです。一言でいうとなんだろう……、参謀?

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ストレングス・ファインダーは上位5つまで結果表示され、さらにお金を払うと34個の順位が見れます。前回はすべて見ました。今回の上位5つは、前回の上位10個の中にありました。

3年間に起こった出来事

この3年で大きな長期イベントが2つありました。

- 子育て
- 起業

子どもが1歳半ごろから家中を歩き回っていたずらするようになると、そのトラブルを巡って「どう対処し育てていくか」に悩みます。また、子育てのしかたで妻と対立し、その問題をどう解決していくかを考えます。

起業したことにより、ユーザーの幸福を考えるようになりました。それによって自分の幸福やストレスなどに目を向けるようになりました。幸福とはなんなのか。どうすれば幸福になるのか。どうすればストレスは減るのか。

3年間でしたこと

大量の本を読みました。数えてみると年間100冊くらいは読んでいました。といっても部分的にしか読んでいないものも含んでますし、仕事の本の方が多いですが。なぜ「本」かというと、ウェブのブログ等よりも濃い情報が詰まっているためです。ただ、論文を調べる際はウェブ上で見つけられるものが役立ちます。

自分の知識や経験からでは問題解決できないと感じ、大量のインプットをし、思考し、アウトプットできるものはアウトプットしました。本は、ほぼ必ずメモを取りながら読んでいます。アウトプットは、思考して自分なりの「真理を追い求めていた」が近いかもしれません。つまり「○○は○○だ」といえるようになるくらいに情報を集め思考していました。「子どもの才能を伸ばすためには○○だ」「無駄遣いしないためには○○をする」「幸福とは○○だ」「嫌いな人と付き合うのは○○だ」等、別になんでもいいのですが、次から次に現れる問題に対して自分なりの解答を探していたのがこの3年間だと思います。

3年間での変化

3年間でかなりの変化がありました。

3年前にあった「最上志向(強みを最高水準を求める)」や「自我(他人から重要な人と思われたい)」なんかの欲求は少なくなりました。それらは人類が作り出した虚構に過ぎず、幸福になるためにはそれほどなくてもいいことを少し悟ったからなのだと思います。そのため、それらは上位からはずれたのだと思います。

認知や考え方や行動を変えるには

この経験から得た教訓は、自分の認知や考え方や行動を変えたければ、「○○な思考の人は○○するといい」というような本を読んで対処療法的に変えようとするのはあまり意味がないことがわかりました。それができる人はいいのですが、だいたいの人はそれが簡単にできないから困っているのではないでしょうか。

自分なりに問題を認識し自分なりに考えて自分なりに真理に辿り着くことが根本的な変化をもたらしました。一発逆転的な近道はありません。私はしませんでしたが、コーチングやカウンセリングなど人に頼っても良いと思います。しかしその場合でも自分で答えを見つけることには変わりありません。

あと、「認知」と書いたのは、この部分が変わらない人がおそらく多いのではないかなと思います。事業でいうと「何のサービスを作るか」ではなくその手前の「何が問題か」に近いので、そこを見誤るとすべての問題解決が無と化します。つまり、「相手がトラブルを起こすことが問題だから相手を変えよう」ではなく「自分が辛いことが問題だから、その問題を解決するにはどうすればいいか」という視点になるのが認知が変わるということです。

個別化

3年前に上位になかった「個別化」という項目が浮上しました。

個別化という資質を持つ人は、一人一人が持つユニークな個性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。

おそらく、人を知ることで弱点などを認めどうしていくべきかをきちんと言語化できるようになったからなのではと考えています。

EQ

話題が少しずれますが、心の知能指数といわれるEQというものがあります。『EQ 2.0』の本を買って行えるEQのテストも、2019年5月と2020年5月の2回行いました(こちらは1冊で2回のテストができます)。

点数は伏せますが、この結果も1年でだいぶ向上しました。『EQ 2.0』の本にはEQを高めるためのTipsのようなものがたくさん掲載されていますが、ここに書いてあることは対処療法的なことなため、私の場合はEQの向上には直接関わらなかったのではないかと思います。

まとめ

ということで改めてストレングス・ファインダー2冊目を買ってやってみたわけですが、だいぶ変化がありました。

Twitter:@masahiko888


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