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わたしとおやつ~クックダッセ~

おいしいものが好きなのでおやつの話をします。シャレオツな場所まで電車と徒歩で行きシャレオツな場所であら~あらあらあらみたいなお値段のおやつを食べるのも大好きですし、○日から発売の有名なところとコラボしてるコンビニスイーツもそれはそれは大好きなんですが、いついかなるところでもぱっと手に入る手軽なおやつも大好きです。


クックダッセというお菓子はご存じですか?


スーパーやお菓子のデパート的なところで売っているのをよく見ます。わたしが初めて出会ったのは駅の中にあるkioskでした。

ラングドシャにチョコが挟んであるシンプルなお菓子なんですが、はちゃめちゃにおいしいです。

たくさんのお菓子メーカーさんがこのようなラングドシャ菓子を出しており、パッケージも激似のやつとかあるんですがわたしが推しているのは


三立製菓さんのクックダッセ〈ホワイトチョコ〉


クックダッセにはホワイトチョコの他に普通のミルクチョコや抹茶など種類が豊富にありますがわたしが推しているのはホワイトチョコのやつです。

それぞれ口当たりや全体的な印象は異なり、好みはあると思うのでとりあえず全種類食べて自分の中の真実と向き合うことをお勧めします。

わたしは全種類と真摯に向き合った結果ホワイトチョコ推しです。


まず、箱に入っている上に個包装なので、開けちゃったし一気に全部食べないと湿気が気になるという不安はここでなくなります。

個包装なので数個鞄に忍ばせることで小腹を満たすこともできますしクックダッセをまだ知らない憐れな友人知人に布教することも可能です。

一つ食べるとごく自然な流れで二つ目の包装を破いていますが、4つほど食べると目の前に個包装の残骸がそこそこ目に入るのでこれ以上は食べてはいけない…!(いやまだいける)という葛藤を楽しめます。

わたしは大体自分の限界まで食べますだっておいしいから。

ちなみに箱に入っているものは12個入りです。

8個入りの少な目サイズもありますが、わたしは一番最初に出会ったkiosk以降出会えていないレアキャラです。まぁ今となっては8個入りと12個入りが並んでいたら迷わず12個入りを購入するので些細な事です。ワハハ。

箱から出していただき個包装から取り出し、ノータイムで口に運んでほしいところですが、まず一呼吸おいてその美しい見た目を堪能していただきたい。薄い。うっすい。ラングドシャが繊細。今まで食べた手軽に買える似たようなラングドシャのお菓子の中で多分どれよりも薄いと思います。

今調べたら3mm!3mmしかない!3mmって1円玉二つ重ねたくらいの厚みです。50円玉の穴は4mmらしいので50円玉の穴より薄いお菓子にチョコを挟んで日本中で購入できるようにしてくれているわけです。

綿で包まんでいいのか?と不安になりますが、そういえば箱の中で個包装になっているクックダッセ達はすべて揚げたてのとんかつのようにきれいに立って並んでいるのです。割れ防止のためだったんですね。おいしいので特別待遇しているわけではないのです。

いよいよ口に運んでほしいのですが、一口目をかじった瞬間、えっえぇ~~~というくらいさくっっっっ&ほろっっっっとしています。目で見ただけではふぅん薄いねくらいだったあの数秒前の3mmの感想を、今この瞬間本当に理解(わか)らされるというわけです。

嚙んでる?

噛んで………噛………?………あ、噛んでる噛んでる。さくほろすぎて咀嚼を一瞬忘れますが、ちょうどいい厚みのホワイトチョコが追いかけるように更なる食感を生み出し、チョコと共に咀嚼され新たなハーモニーを奏でて気付けば口の中からクックダッセはなくなり二つ目を手に取っています。

二つ目はぜひ、一口大のクックダッセを口の中でゆっくり溶かしてください。3mmのさくほろラングドシャが口の中で形を維持できず、さらっと溶けて温まったホワイトチョコと本当の意味で一体化します。

はええぇ~~~なるほどなるほど~~~????おいしい以外のことわかんないよおぉぉおと思いながら三つ目を手に取ります。


12個入りを買ってよかったなぁと思う頃にはクックダッセは半分なくなっています。12個入りでよかったね。


クックダッセは1979年にこの世に爆誕しており、はじめはコーヒークリームとバニラクリームだったそうですが、2003年にチョコ、2007年にはホワイトチョコが誕生しています。

今日までその味で固定され製造されていることを考えればホワイトチョコがめちゃうまだということはわたしがわざわざ口にするようなことではない…うまいから存在しているんだよ…わかるだろ…。

こんなにおいしいクックダッセを作っている三立製菓さんは源氏パイやかにぱん、チョコバットなど幼い頃からマブダチじゃんみたいなメンツを製造しておられます。

クックダッセを知らないあの頃のわたし…何も知らずにかにぱんの足や目をひとつひとつ丁寧にむしりながら食べていた子ども時代…。

今思えば惨いと思ったけど三立製菓さんのHPではかにぱんをむしったら別の生き物に見えるね!みたいな一見すると穏やかだけど狂気のページがあるので幼いわたしの食べ方は間違っていなかった。子どもの心に寄り添っている。


おいしいものを食べるとその工程や歴史、製造元が気になるタイプです。

クックダッセはわたしの生活圏内では本当にすぐ手に取れるのですが、それ故に安易な気持ちで購入するとすぐ食べてすぐ空にし、すぐ自分の肉に変えてしまいます。

あまりにも愚か。

購入頻度を自分の肉と相談しながらこれからもクックダッセ先輩とは末永く付き合っていきたいと思います。



クックダッセでした。おいしいよ。

次回はすてきだと思ったハイテクなことを書こうと思います。

ありがとうございました。

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