2017.2.28(火)の春合宿師範稽古
ブログとして公開していたものの転載。京大合気道部の皆さんと一緒に稽古したときの記録です。
2017年2月28日午後の、春合宿での門川師範稽古のメモです。
テーマ(?)は、昨年に引き続いて「相手の肘のコントロール」と、「相手の裏に立って相手を正面にとらえる」
(1) 交叉取り三教
舟漕ぎの引きの要領で相手を吸い込みつつ、持たれた手を振りかぶって相手の脇を開けてくぐり、振り向いて目の前にある相手の手を取って三教。
※相手が低いときは、膝を使って自分がさらに低くなって脇をくぐる。振りかぶりすぎて弱い体勢にならないように。
(2) 交叉取り入身投げ
入り方は(1)と同様。吸い込んで、脇を上げて、くぐって、振り向く。必要に応じて舟漕ぎで前に出るようにして相手を自分の前に来るように導いて斜めに切り下しつつ空いてる手で相手の首根っこをつかんで入身投げ。
※ 相手の吸い込みが足らないときは、前足を10センチほど踏み込んで自分から相手の脇に入る。
(3) 交叉取り四方投げ
舟漕ぎで吸い込みつつ、「心臓を捧げよ」的な敬礼の姿勢を経由してお尻の横でごみを後ろに放る位置へ体を開きながら導き、目の前に来た相手の肘を空いている手で押し上げつつ体をくぐらせて転換して四方投げ
(4) 順手取りから転換して相手の肘を上げきって倒す呼吸投げ
転換して重みを加えて、上がってくるところを、相手の肘からやや前方に導いて、相手の手が相手の肩に来るように導いて四方投げっぽい腕の形にして下へ落とす呼吸投げ
※ 転換して重みを加える際、相手の前腕部は垂直もしくはもっと肘が前方に傾く形(肘が真下かもっと前に来るように)
※ 投げる際は自分の手のひらを上に向けて、指先が自分のほうへ来るように手首を曲げて投げ落とす
(5) 順手取り回転投げ
相手の脇をグーで攻める形からの回転投げのやわらか版。
相手の肘を上げて、やや転換しながら手首を返し、腰のあたりでごみを捨てる位置に導きつつ足を引きながら落として、回転投げ。
(6) 順手取り腕がらみ
手のひらを下に向けて持たせ、やや外側に膨らんだ軌道で小指を手のひらを上に返しつつ転換して相手を吸い込み、重なった自分と相手の腕の間に空いている手を入れて手刀で相手のつかみを切り、自由になった腕に相手の腕を巻き付けるようにして腕がらみ。
(「途中から、吸い込んでおしりに触るようにして少ししゃがんで相手を導いて、転換した形になって、という捌きになった。」と、メモに書いてあるのだが・・・自分でも意味不明。困ったもんである)
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