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成長した姿

すごい!
と思った瞬間がありました。

所用で2年生の国語の授業に5分程度遅れてしまった私が教室に入ると,もう授業を自分たちで進めていました。

今は「スーホの白い馬」を子どもたちの力だけで進める学習に挑戦しています。
単元を始める前に「ゴール」「評価」「単元構想」を共有しプリントで渡しています。そして,今回は場面4の話し合いの時間だったため,もう何をどうすればいいか全員がわかっている状態でした。

「何をやるか」がわかっていれば子どもたちは先生なんていなくてもどんどんできるのだと教えてもらいました。同時に,これまでは先生がいないとできない授業を組み立てていたのではないかとも感じました。

その時間の私の役割は,黒板に確認のための1時間の流れを示し,あたたかい目で見守る事でした。

「すごい」で片付けてはいけない,成長が顕著に現れた瞬間でした。思い出すだけで涙が出そうになります。この姿はとても嬉しかった。それだけでは終わらない2年生。私が姿を認めると,先生は何言ってるの?当たり前のことやっていただけだよと言わんばかりの顔をする子どもたち。なんて素敵な2年生なんだとまた涙を流してしまいそうになりました。

1人1人の成長をここで書きたいくらい全員が大きく成長した1年間でした。残りの1週間悔いの残らない子どもとの時間にしたいと思います。

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