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正解に近づくために必要なこと

初任研で学級活動,道徳,教科の3つの授業を公開しました。

今週は,残っていた教科の授業を公開させていただき,アドバイスをたくさんいただきました。

算数の授業でした。私自身,算数は一番好きな教科です。しかし,授業をするのは難しいなと日々感じています。今日はハマったな!と思えたことが1度もありません。ここがダメだったな,こういう風にすればよかったと思うことばかりです。

もちろん公開授業も同じでした。うまく展開してあげられないことが非常に悔し位です。その中で感じたことが1点ありました。

周りの先生方に様々なアドバイスをいただいても最後は自分であるということです。
授業の展開方法はたくさんありますし,先生によっても考え方や見方が異なるので,アドバイスも様々です。それがどんなに信頼している先生であっても自分の考えとピッタリ同じになることなんてないと思います。信頼している先生にこれは必要,これはいらないと言われ,ついついその通りにしてしまいます。
それは自分に自信がないこと,その先生が言うなら間違いないという気持ちからだと思います。

でも今回の授業で,指導案に書いたことを一部省きました。事前にいらないとアドバイスをいただいたからです。事後指導であれは必要だったとの声もいただきました。結局なにが正解で不正解だったかはやってみないとわからないということです。それでも,正解だったと言える選択をいかにしていくかが大切だと思います。

その学級で授業をしているのは私だし,その学級のその教科を今年度やっているのは私だけです。他の先生方が言うことは平均的な学級を想定してのことです。正解を導き出すのは私だけなのだと。

先生方にいただいたアドバイスを無視すると言うことではなく,自分の意見や感覚と常に比較しながら見方・価値観を広げていくことが正解だと言える選択に近づくと感じました。

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