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【映画感想】イコライザー THE FINAL
このシリーズは初めて観たんだけど、ストーリー、雰囲気、共にかなり自分好みの内容。これでファイナルと言うのは寂しい限りで、俄然、パート1、2も観たいと思った次第。
以下、ネタバレがあるのでご注意。
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主演のデンゼル・ワシントンは、あまりアクションのイメージは無かったんだけど、この映画でも派手なアクションシーンは無い。彼が演じるマッコールは、義理人情に熱い心の持ち主で、弱きを助け、強きを挫くという、まさに必殺仕事人なのである。
助けてくれた街の重鎮医師に、「君は悪い人間か?それとも良い人間か?」 と聞かれ、「どちらでもない」と答えるマッコール。そして、この答えによって相手の本質を見抜く重鎮医師。確かに悪いヤツは、そうは答えないよな、と納得してしまう。
あと、ダコタファニング。子役という印象しかなかったが、あっという間に、大人になったんだねという印象。前2作は観ていないけど、マッコールのCIA時代に、職務中に亡くなった同僚の娘という事が終盤に分かる。人情に熱いマッコールが気に掛けている様が伝わって来てグッと来る。
そして、なんと言ってもマッコールの無敵の強さに圧倒される。イタリアの海岸沿いの街並みを舞台に、悪行の限りを尽くす組織に対し、堪忍袋の緒が切れたマッコール。色んな方法でバッサ、バッサと瞬殺で倒していき、ラスボスは時間を掛けてじわじわと。
普段は義理人情に熱いのに、悪いヤツには徹底して冷酷無比を貫いている。この落差の大きさが魅力なのかも知れない。
以上
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