セラノス事件の発端となった『Bad Blood』(未邦訳)を我慢できずに読んだら、ハチャメチャおもしろかった件
いつまでたっても邦訳されないので、原著で読んだのだけど、もうハチャメチャ面白かったのでぜひぜひおススメしたい一冊。
主題である"セラノス"という会社を巡る一連の事件を知らない人に簡単に説明すると、スタンフォード大学を1年で辞めたエリザべス・ホムルズが2003年に設立したのがセラノス(ホムルズは当時19歳)。彼女は、血液一滴であらゆる血液検査ができる革命的な機械を開発したとして、投資家から資金を調達しまくりながら会社を拡大。ピーク時に会社の価値が1兆円近い評価がつき、半分を所