厄年
私、41歳厄年なので
縁起物の着物生地を織って
厄祓いをする事にしました。
オーダーしてあった白生地が出来たので
京都の丹後市へ行ってきました。
京都駅から車に乗せてもらって約2時間。
遠っ!
みるみる山道、田舎道、
雲もみるみる厚く暗く、
ぐんぐん気温も下がる。
嫌な気分ではないけど
やや憂鬱気味になってしまう。
しかしそう言う条件のもと
極上の白生地は織られる。
仕事を終えて仲間と解散し、
私は翌日も京都で仕事があるので
そのまま一泊。
夜は京都の同世代の骨董仲間のひとり
木山さんの割烹へ。
いつも予約いっぱいだけど
ダメもとで連絡したら入れた。
持参の初期伊万里の平盃を持って行くと、
ではと古備前の徳利を出してくれた。
この上ないシンプルな徳利。
とても良く合っていた。
気持ちの良い古美術の器と酒器、料理、空間、
そして大将の人柄。
ええなぁ。
心も身体も清められた。
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