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1万人に読まれなくても話題にならなくても、たった1人の背中を押せたら最高のnoteだ。

唐突ですが、『いいnote』って何だと思いますか?

今日は僕にとっては記念すべき365日目の毎日投稿なので、『いいnote』について考えてみようと思います。

たくさん読まれる=『いいnote』とは限らない

noteじゃなくてブログとか雑誌とかの記事でもいいんですけど、「いい記事だな~」って言われる”いい”っていったい何なんでしょうね?

巷にはインフルエンサーなどと呼ばれる方がいらっしゃって、そういった方の記事は瞬時に1万人・・・いやそれ以上の何万人もの人に読まれたりするわけです。芸能人と呼ばれる人たちが発信する記事も同じようなものですね。

あるいは何らかのニュースメディア媒体にピックアップ掲載されるなどすると瞬時に記事が拡散しますよね。

もちろんそういった記事もとても素敵なものだと思います。でも、1万人に読まれる=いい記事、というわけでは必ずしもないと僕は思います。

いい記事だから結果的に多くの人に読まれる、ということはあり得ます。でもそれは、多くの人にいい場合です。

なんと言うのかな・・・普遍的なことっていうか、概念的なことで多くの人の共感を得ることができる内容なんだと思います。「あぁ~なるほどね~そうだよね~」って多くの人が頷きながら読んでるイメージ。

確かにそれも”いい記事”ではあるんですが、僕はちょっと物足りないと思う。本当にいい記事は、多くの人を頷かせるだけでは足りないと思う。

詳しくはもう少し後に書くけど、ともかく、たくさん読まれてるから『いい記事』って単純に決まるわけではないということです。

有名人が書いてる=『いいnote』とは限らない

さっきも少し言ったけど、ただその記事の著者が有名人だからという理由だけで多くの人に読まれる場合もあります。もちろんその人が有名たる理由はコンテンツの中身が素晴らしいからかもしれません(そうじゃない場合もあるかもしれません)。

なんとなく、有名な人が書いた記事で多くの人が読んでいると言われると『いい記事』なんだろうって気がしませんか?すごく雑ですけど図にするとこんな感じ。

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その記事の読まれる数(いわゆるPV)を横軸に、著者の知名度を縦軸にとってみると、なんとなくですが、右上あたりに位置する”知名度が高くて自分が見つけたときには既に多くの人が読んでいる記事”は『いい記事』っぽい気がしてしまいます。

本の帯に「ベストセラー!経済界の大御所○○氏絶賛!」って書いてあるといい本なんだろうなってなんとなく思う人が多かったり、「いまめっちゃ売れてる商品ですよ!芸能人の○○さんも使ってるらしいですよ!」って言われるといいモノな気がしてくるのと一緒です(たぶん)。

本当に『いいnote』は知名度もPVも関係ない

でも僕が思う本当の『いい記事』ってやつは、著者の知名度とか実際に読まれる数(PV)とか関係なく、さっきの図で言えばあちこちに散りばめられてると思うんです。

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著名人が書いたよく読まれている記事の中にも、著名人が書いたほとんど読まれてない記事の中にも、無名な人が書いたよく読まれている記事の中にも、無名な人が書いたほとんど読まれてない記事の中にも・・・

どんなところにも『いい記事』は潜んでいると思うんです。

その『いい記事』ってじゃぁ何なの?どんな記事なの?と言われれば、誰かの背中を押すことができたか?という基準で判断できると思うんです。

記事のテーマ、著者の属性、認知度、発信媒体・・・そんなのには関係なく、読んでくれた人が心を動かされて一歩行動を起こしてみたかどうか?

これに尽きると思うんですよね。

人の心を動かすための心理学的作法だったり文章テクニックみたいなものもあると思いますが、それよりなにより、受け手が行動を起こしたかどうか。

もうこれに尽きます。

毎日『いいnote』を書けてるか?

「じゃぁお前はどうなんだ?」と言われれば、毎日まいにちnoteを投稿してどれだけの人の心を動かし、行動を起こさせているか、正確にはわかりません。

でも、つい2~3日前にこんなこともあったので紹介しておきたいと思います。

僕のnoteを読んで発信してみたと言ってくれた人がいたのです。な、な、なんと!

みどりさんはネガティブな発信はあまりしたくないと、最近noteで発信されることをためらう気持ちがあったそうです。でも、久々に書いたという上のnoteの中でこんな風に書いてくれてありました。

書こうか書かないかと迷っていたときに、ヨシヒロさんのnoteが書くことを後押ししてくださいました。

みどりさんの後押しができたnoteというのがこちらなのですが・・・

この記事、「書くことない…思いつかない…どうしようどうしよう…毎日投稿とまっちゃう…」という焦りや不安な感情をなんとなく言葉にして並べて、書いてるうちにこんなこと書いてみよーってちょっと閃いたので、「なんでも言葉にしてみることが大事だ!」と最後に締めくくったのでした。

たぶん1年前の僕だったらこんな記事発信できなかったと思います。こんなのなんか恥ずかしいし、まとまりない文章って自分でもわかるし、ただただ出来ない自分をさらしているだけで、「こんなの誰が読むんだよ…」って自分で自分にツッコミいれたくなるような内容だし・・・

それでも発信してみたのは、絶対に多くの人に読まれる記事ではないけど、もしかしたらどこかの誰か一人でも、背中を押せる記事になるかもしれない・・・

そんな淡い希望と、どんな一面も自分自身であって、それを包み隠さず嘘偽りなく発信していこうと思ったからです。自分からさらけ出して発信することで、相手(この場合は他のnoteクリエイター)も発信してみようと思って発信してくれたら・・・

そしてそれを互いに受けとめ合うようになれたら、この世界はもっと心理的安全性が高くてすてきな世界になると思うんです。

そこまで言うと、ちょっと大げさな話かもしれませんけどね。

発信していていちばん嬉しいこと

なんだか「僕の記事はいい記事だよ!」って宣伝してるみたいな内容に聞こえたかもしれないけど、そのとおりです(笑)

すみません。半分冗談ですが、でも半分本気です。

さっき紹介した僕の記事は本記事執筆時点で8スキしかもらってない記事です。お世辞にも「多くの共感を得たいい記事です」なんて言える感じではありません。そして僕は著名人でも何でもありません。

でもそんなことは関係なくて、僕の記事をきっかけにみどりさんが記事を書いてくれた!しかも引用してくれた!!「後押しされた」なんてコメントも付け加えてくれた!!!

もうね、note書いててこんなに嬉しいことはないですよね。

だから、僕はこの記事を投稿してよかったと思うし、この投稿は僕の中では『いいnote』だと思っています。

おわりに

今日この投稿で365日目の毎日投稿です。僕の中ではまた明日から新たな1年が始まります。これからも日常の小さなことを毎日発信していこうと思っています。

最近ちょっと気分が沈みがちだったりしたけど、365日目の記事をこんなに嬉しい気持ちで書けたことがとてもありがたいです。

いつも大したこと書いてないですが、これからも地道に発信していきます。誰か一人でも背中を押せたら…という熱い想いは胸に秘めて。

最後まで読んでいただきありがとうございました。よかったらまた読みに着て下さいね。

このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな気づき・学びを綴っています。僕の日常のひとコマがあなたの行動のきっかけになればうれしく思います。
この記事の表紙画像は、みんなのフォトギャラリーからmonicaさんの画像をお借りしました。今日の記事のテーマは「背中を押す」ですが、この猫ちゃん「いい背中してるなぁ」と思って。ありがとうございました。

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