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平屋を建てる 8週目

20240610記

火曜日の夜。車で行けるデニーズで建築家のNさんと打ち合わせ。薪ストーブの周囲の仕上げについて話をした。Nさんも同じ市内に住んでいるため、打ち合わせをするときは両者の住む中間地点で待ち合わせることが多い。前回はサイゼリヤだった。駐車場が無料なのがありがたい。家を建てるにあたり、平屋という希望に加えて、薪ストーブを入れる希望も実現することにしたのだった。我ながら贅沢だなと思ったりもしたが、ささやかな望みじゃないかとも思う。薪を用意する苦労は想定しておかなければならないものの、いまはまだ、薪ストーブのある冬の暮らしに憧れいっぱいなのである。ちなみにNさんの家も薪ストーブを使っている。

日曜日の午後。現場を訪ねる。一度、コンクリートを流し込んで平たくなったところへ、鉄の棒が網の目状に組まれていた。さらにコンクリートを流し込む前の、これが配筋というものだろうか。コンパネで区切られた基礎は建物の大きさを正確にあらわしている。狭い、狭い、と妻が感想を漏らす。狭くないよ、と数週間前と同じように言いながらも、確かに狭く見える。でも、図面での長さや寸法も把握しているし、狭くはないはずなのだ。基礎のわきに立って斜め上から俯瞰しているからそう見えているのかもしれない。立ち位置を変えながら何枚も写真を撮った。基礎ができあがるまであと少しである。

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