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寒い家から暖かい家へ

先日NHKのクローズアップ現代で、「実は危ない!ニッポンの“寒すぎる”住まい」というテーマで放送されているのをたまたま見た。日本の家、特に本州では寒さを耐え忍び、断熱仕様の温かい家にする動きがまだまだ少なく、ヒートショックにより血圧が急激に上がり心筋梗塞や脳卒中で命を落とす人が多いとのこと。

お金の問題も大きいが、育った時代の環境による考え方、年齢を重ねると話を聞かなくなることもあり、リフォームの提案には耳を塞ぎがちになる。自分の身の回りにも思い当たる節は多くある。

自分もアドバイスには耳を塞ぐことが多いが、できるだけ偏見を持たずに決定をするようにはしてきているつもりである。自分の家の新築の際には、断熱について重要視して、窓は標準で2枚仕様にしたし、床暖房を導入した。

今の新築であれば断熱仕様は当たり前になっているが、そこに着目できたのは、いろいろな他の場所に旅行に行ったり、移住した経験があったからというのも大きい。韓国ではオンドルと言い、ほぼどこの家でも断熱仕様で床暖房がある。北海道でも似たようなものがあると知ったのは北海道に行ったことがあるからである。

もちろん寒い家でも長生きする人はいるだろうし、全面的に否定すべきではないが、断熱仕様のリフォームには補助金もでるとのことで、暖かい家で救える命があるのは間違いないだろう。

以上を考えると、年齢を重ねることによって偏見を持って話を聞かなくなることが最も大きなリスクの一つであり、幅広い経験やコンスタントな挑戦の連続が大事であると改めて思わされたのであった。

#家 #床暖房#暖房#寒い家



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