死ぬまでにやりたい100のことを書いた話し
Googleスプレッドシートに書いた。公開はしていない。
きっかけは何だったか忘れた。
ラジオパーソナリティの誰かが100個のアイディアを書籍化をしていたし、それも買って読んだ。
ただ、それが書こうと思ったトリガーになった訳ではない。
時期から推測すると、TakramCastのSpotifyの放送回で勧められたとかでなかろうか。
それとも、昨年通ったコーチングのイベント内で自身を見つめる機会があったからかもしれない。
100個を書き出すのに数時間では済まず、結局なんやかんやで数日はかかった。
80個くらいまでは一気に並べられたが、しばらく停滞。時間を経て、数を継ぎ足した。
深夜に眠れずにいた時間を使うことが多かった気がする。
100個を眺めてみると、これは個人の性格にもよるのだろうが、抽象的な内容が多かった。
具体的に書いたほうが実現しやすさが高まりそうなものだが、具体で書くほどの解像度がない。そんなものを含めた。
出しきるのを優先。漠然としたやりたいという意識で書いた。
例えば、ハワイに行く。であれば叶えやすい。
日程を決めて、旅券を買って行くだけ。
ただ、これが図書館を作る。となるとそうはいかない。
図書館を作る。作りたい。
どうやるの?
現代は便利なもので、Googleれば、その答えは手繰り寄せられる。
法的な手続き、建物への投資、蔵書の確保、運営体制構築…などなど。
思いがある、やり方はわかった。
では、やれば良い。はい、達成。とはならないのが100のリスト。
いつ、だれと、どんなもの、ここではどんな図書館を作りたいのか?作った後はどうする、その維持は?個人の欲で作るべきなのか?
事業計画やら、べき論なんて話しをしだしたら、やりたいリストなんて作っていられない。
100個の自由、その余白に悩みながら埋めていった。
実現しやすいものを選んでも良し。
実現困難だとしても、達成満足を求めても良し。
無心で書き連ねる。
その行為を通じて絞り出された文字は、自分らしさの輪郭のようなものかもしれない。
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