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「逆襲のシャア」「エヴァ」「アイアンジャイアント」のこと。そしてCGアニメの可能性のこと。

私は1987年の「逆襲のシャア」の宣伝途中で松竹を出て、その後アスキーという会社でゲーム開発をすることになります。90年代以降はアニメにかかわりはなく、その意味で詳しくありません。しかし
アスキーにいるときに、同僚から「エヴァンゲリオン」を録画したので見る? と言われ、私は全巻借りて見始めたところ、あまりに引き込まれて一気に見てしまいました。子供のころに、鉄腕アトム、鉄人28号、巨人の星などありますが、十代後半から見たアニメで、私の中では、アニメは、ヤマト、ガンダム、エヴア がひとつの流れとしてあり、パラレルワールドのように並行してナウシカ以降の宮崎アニメがあります。これ以外に夢中になったアニメはあまりありません。
ひとつ思い出しましたが、ブラッドバード監督の「アイアンジャイアント」(99年)というアニメがありますが、ここに登場するロボットは、ラピュタとかに出てくるロボットと雰囲気がよく似ています。このアニメは実写で見てみたいです。ETとラピュタがくっついたような映画でとても好きです。
10年くらい前までは、ゲームの仕事をしていたのでアニメを見る機会もありましたが、この十年は、アニメをすっかり見ていません。(昨年末、「鬼滅」のテレビアニメを全部見ました。劇場版はコロナが怖くてまだ行っていません)しかし、自分の考える、見たいアニメの世界はあり、それは最近のキャラクターデザインとはだいぶ違うし、どちらかというと宮崎タッチのようなやわらかいレトロな線でSFを描くのがいいなあ、と思っています。たまたま私は今、CGアニメのスタジオにいて、映画製作と並行してテレビアニメのCGにかかわっていますので、もういい年ですがまだがんばりたいです。
これからは全編CGで作るアニメも増えていくでしょうが、キャラクターはCGで作っても日本的な2Dアニメの雰囲気は残したいと思います。宮崎アニメのような雰囲気の3Dキャラが生まれるのを楽しみにしています。
そして生活描写を丹念に描く、そんなアニメ。リアルな生活感がなければ、アニメも実写も本当の感動は生まれないように思っています。ポリゴンピクチュアズさんの「BLAME」「ゴジラ」を見ましたが、今後のアニメにものすごく可能性を感じますが3Dでできたキャラクターをもう少し手描きタッチのやわらかな感じでいけるといいなあ、と思っています。
長くなりましたが、私が見てきた70年代、80年代を中心としたアニメの世界をお伝えしました。

勝手な記憶で書いているので間違いがありましたらご指摘ください。正しい歴史を残さないといけないので。

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