knowledge is just knowledge

(続きから)

5月30日(土曜日)


昨日の夜は、最近ストレスが貯まっていることもあり、また同じシェアハウスのフィンランド人の友人が屋久島旅行から帰ってきたので、一緒に天神へ飲みにいくことにした。 自粛期間も終わったので、たまには気分転換に良い。

俺達が出発する時、他のシェアハウスのメイトたちとあったので、彼らも誘い、計5人で街に繰り出すことになった。メンバーは俺を含め日本人2人とアメリカ人2人そしてフィンランド人1人。

みんな女がいない奴らばかりなので、警固公園でナンパしようということになった。ナンパして、そして引っかかった女の子たち一緒に居酒屋かバーに行こうということで話しがまとまった。 

俺がまず最初に行ってもよかったのだが、ナンパしたがりが中に3人いたので、俺は一歩下がり、フィンランド人とビールを飲みながら3人組の女の子に声をかける彼らを遠目から見ていた。

彼らは30分しても帰ってこなくて、むしろ楽しそうに話している。俺たちはいい加減やることも無かったので、偶然奴らにあったふりをし、話に参戦した。


どうやらフィリピン人にみえるもう一人の日本人はずっとフィリピン人を装い最初から英語で会話してたようだった(笑)

女の子1人は大学で日本語教員を目指している女の子で、俺も一応仕事で日本語を教えることがあるので、その話で盛り上がった。 そしてその話をだしに、LINE交換までした。

コロナ禍の影響で家に籠って本ばかり読んで倦んでいた俺にとっては、今、外に出て女の子と話すことは非常に楽しい。もう37歳にもなるのに何をしてるんだといわれるだろうし、また自分でも少しそう思っているが、別に悪い事はしていない。

男女の出会いの場が極端に少なくなってしまった現代では、こうでもしないと女と出会うこともない。 実際、女だって男に声を掛けられるのを前提に公園座ってるじゃないか。アプリでの出会いよりもよほど人間的じゃないか。

彼女らは帰るからといって俺達と一緒に飲むことはなかったが、俺たちはその後バーにいって飲んだ。


欲望に飢えた俺達はもちろんバーでも女を探したが、女はあまりいなかった。

俺はナンパというリスク(つまり恥をさらすことやフラれる恐怖)をとることで安くかつ迅速に女に出会えるのだと実感した。

俺たちは終電で自分たちのすんでいる町まで帰り、そこにあるガールズバーにいった。 3000円も払って、俺達を客としかみていない女と話すなんて馬鹿げていると改めて思った。 久々の花金はこうやって終わった。


そして、今日30日。 博多区のTSUTAYAで「シン・ニホン」という本を立ち読みした。あまり新作を読まない俺だが改めて、新しい本を読むことの大切さを想った。

最近、よく「知識がいくら多くても、それは経験の代わりにはならない」という風なメッセージを受け取る。 

ここで俺のいう「メッセージを受け取る」とは「何かの力が働いているのか、今俺が必要としている言葉を不意に目にしたり聞いたりする」ということである

本ばかり読んで知識を詰めすぎている俺が今頭でっかちになってしまっていることは自分でも分かっているのだが、どうしてもやめられず知識編重になってしまっている。 天はそれを戒めるために俺に気付きを与えようとしているのだと勝手に思っている。


そういえば「目に映る全ての事がメッセージ」ユーミンも歌ってたな



まあ何が言いたいかというと、「シン・二ホン」にもそういう風に書いている箇所があったのだ。しかもページをめくった一番最初のページに。 最近はこういう不思議なことが良く起こる。

一昨日みたYouTubeの番組「米海兵隊から禅僧へ」の6:47くらいのところにも

「如何に知識の量が多くても 経験に代えることは出来ません (No amount of intellectual knowledge is not going to satisfy the need for experience)」


という元アメリカ海兵隊員の禅僧が言っており、思う所があった。


また、昨日一緒にナンパに参加した日本人の英語の勉強法も

「教科書を一切つかわずに、オンライン授業でひたすら毎日2時間話すことに専念した」

いうもので、聞いたときに衝撃を受けた。

知識は力であるが、知識に溺れてはいけないと改めて思った次第だった。まずは行動しよう。 

現在毎日平穏な日々が続いているが、仕事が減りまくったことによる不安がどうしてもつきまとう。 


ただ、思考が現実化することを見せつけられた俺は、これからどう自分の未来を作っていけるかは、それこそ自分の思考次第なのだとも思う。

なので、恐怖から衝動的にバイトを探してしまったりもするが、今は焦らずにもう少し俯瞰的に自分の人生を見、今後どうやっていくかしっかり考えて見極めていきたい。 
















 














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