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アスパラの森の中に突き進む

左右から僕の身長くらいまで伸びたアスパラの森の中をタイヤ付きの小さな台に乗りながら後ろ向きに進んでいく。

幸枝さんの腰痛は三日目に入り、かなり回復してきたみたいだ。つむぎを抱っこすることをできるようになったので、僕は作業に復帰することに。今日もハウスアスパラをやっている農家さんのところにお世話になる。

今日の作業は立茎アスパラの管理。地上から80センチくらいまでの枝はすべてハサミで落としていく。枝を落としていくことで、新芽に光が当たり、きれいな緑色のアスパラが採れる様になるらしい。作業は至って単純。タイヤ付きの台に乗って後ろ向きに進みながら黙々と枝を払っていく。落とさなきゃいけない枝は意外と多い。楽な作業ではあるが、思いの外時間がかかる。50メートルハウス1棟分やり終えるためには、丸一日以上かかりそうだ。僕の作業が遅かったり、休憩時間が長めだったりするせいかもしれない。それでも、ぱっと終わる作業ではなさそうだ。立茎アスパラをやる場合はこういう作業もあるのかと参考になった。

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休憩時間にはいろいろな話を教えてもらう。アスパラ品種は実はかなりたくさんあり、品種によって芽の出方に特徴があるらしい。中には調子が良くないものも。研修先の農家さんのおすすめの品種を頭の中にインプットして、ひたすら枝を払っていく一日だった。

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