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インスタでひそかに話題の大広民芸店で素敵な木彫人形を買ってきた

「実家への帰省に備えて、オホーツク土産を買いに行きたい」という幸枝さんの希望で網走へ。

今日の目的地は大広民芸店。可愛らしい木彫品のお店だ。アイヌの雰囲気を漂わせる木彫は、北海道よりさらに北、サハリンの北方民族ウイルタの木偶の流れを汲んでいる。現在の店主の父である大広朔峰さんが、オホーツク文化のモヨロ貝塚を発見した米村喜男衛さんから提案を受けて、ウイルタの木偶をお土産へとアレンジしたものを作り始めたらしい。

幸枝さんはこのお店をインスタグラムで見つけて気になっていたようだ。インスタグラムで「#大広民芸店」を検索してみると素敵な写真がいっぱい出てくる。ワタラポンクルという小さいおじさんの木偶やセワポロロ、セワプッケという可愛らしい木偶が、いろんなところでお洒落に飾られている。インスタグラムの効果もあって、ワタラポンクルはお店に出すとすぐに売れてしまうほどらしい。実際に今日もワタラポンクルは売り切れになっていた。

今回は、お土産用にセワポロロとセワプッケをいくつか購入。セワとは「神」という意味で、この人形は招福の使者として家のお守りになってくれるらしい。我が家用には、つむぎが気に入った様子のシントプッテという首振りできる木偶を購入。こちらは北方民族の民話にある、火祭り後に凍土から生まれた幸せをもたらす子をモチーフとした人形だ。

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とても、可愛くて、北方の香りを感じさせるいいおみやげを買えた。プレゼントするのが楽しみだ。それにしても、車で走っているとちょっと気づかないくらい、普通の民芸品屋さんの佇まいの大広民芸店が、SNSで人気になってすぐに売り切れになってしまうなんて、現代ならではな感じで面白いなぁ。



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