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人間ばん馬!

つむぎも櫂も風邪から回復して、久しぶりに家族でお出かけ。今日の目的地は置戸町。

噂だけは耳にしていた「人間ばん馬」が復活するらしいのだ。

世界で唯一、大型馬がソリを曳き、力と速さを競う競技、「ばんえい競馬」。

の、人間バージョン。それが人間ばん馬。力自慢の屈強な男たちが、5人または7人で最大500kgの丸太を引っ張る。きっとこれも世界で唯一の大会だ。

会場につくと、競技コースの回りに人だかり、会場には競馬で言う出馬表に当たる出人表(?)が掲げられている。お祭りと同時開催なのでとても賑わっている。

つむぎは早速、出店のチェック。すでに行列になっていた射的を絶対やりたいマンに返信する。幸枝さんは櫂を抱っこして、食品ゾーンをチェックに向かった。

つむぎが見事小さな的を打ち抜き商品をゲットした頃、人間ばん馬の決勝レースの案内が始まる。

3本の巨大な丸太がソリに乗っかっている、さらにその上には御者役の人も乗っている。その前には見るからにガッチリしたラグビー部もしくはアメフト部的な人たちが綱を掴んでいる。

いよいよスタート。

決してすごい速さというわけではないけれど、とにかく力強い。500kgを引っ張り障害となる山を2つ超え、最後の長めのストレート。白熱する優勝争いも面白いが、ヘロヘロになりながらも最後までなんとか引っ張り続ける最下位争いも見応えがある。

決勝の2レースを堪能して、置戸名物のオケクラフトを見に行って、久しぶりの家族のお出かけを終えたのだった。

置戸町のゆるキャラにタッチ
かき氷を食べながらうろうろ

迫力の人間ばん馬の様子はこちらで見れますよ!

最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。


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