美幌に戻って、猫とふたり暮らし
札幌での3日間の講義を終えて、美幌に戻ってきた。美幌に移住して4年、もう完全にここが地元になりつつある。
家に帰っても妻も息子もいない。寂しさを感じるのは、家に帰っても誰もいないときだなと思う。
玄関に電気をつける。中から「ニャーニャー」声が聞こえる。そうだ、スピカがいた。
ぼくがいない間、大家さんにご飯とトイレの世話はお願いしていたけれど、誰もいないのが寂しかったみたいだ。
一歩進むたびに、足にまとわりついてくる。いつも以上にまとわりついてくる。しばらくして、少し落ち着いたのか、今度は「カプッ」と甘噛みを始めた。「遊べ!」というアピールのようだ。
スピカのお気に入りのおもちゃで遊んであげる。頃合いを見て、切り上げパソコンに向かう。釧路新聞のコラムを書かなければ。
悩みながらキーボードを書く。なんだかしっくりこない。昨日まで、サイエンスライティングの講座をやっていたのに、いざ自分で書こうとすると苦戦。まぁ、こんなもんだ。
書いては消し、書いては消しをしていると、スピカが寄って来てまた甘噛み。
おもちゃを使って遊んであげる。切り上げて、パソコンに向かう。甘噛み、おもちゃ、パソコン・・・。
そんなこんなで、スピカとのふたり暮らしに戻ってきたのでした。
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