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美幌町にはスタバはないけどキテン(KITEN)があるのだ

畑仕事がほとんど落ち着いて(落ち着いたけど片付けは終わっていない・・・)。仕事の重心は、文章を作ったり、プロジェクトを進めるためのあれこれを作ったりすることに移ってきている。

ほとんど全てがインターネット環境とパソコンがあればできることだ。つまり、自宅でできる仕事だ。

でも自宅でやると、ちょっとだけ困ることがある。コーヒー片手にパソコンに向かい少し作業を進める。すると、ドンドンというハイハイをする音が聞こえてくる。そして、足元にニコニコしながらつかまり立ちするかわいい怪獣が。

この怪獣は最近、なんでもかんでも登りたがるので、まずはぼくの膝に登り、次に机に登り、そして一緒にパソコン仕事を進めてくれるのだ。

焼き芋を食べる小さな怪獣

うん、仕事が進まない。

ぼくと幸枝さんで交互に櫂の相手をして、なるべくお互いが集中できる時間を作ろうと試みるも。小さな怪獣はパソコン好きなのだ。

ということで、「ちょっと外で仕事進めてくる!」となる。

残念ながら美幌町には、イケてるビジネスマンがmacbookを広げるスタバはない。しかし、美幌町にはスタバに勝るとも劣らない「キテン(KITEN)」があるのだ。

ということで、今日はキテンで仕事をすることにした。キテンは町からちょっと離れた少し小高いところにある。天気が良いのできっと眺めが最高のはずだ。

車で10分弱でキテンに到着。

ここがKITENとみどりの砦の入り口です
まるまると太ったエゾリスがお出迎え

受付を済ませて中に。料金は3時間500円。現金を普段持ち歩かないぼくにはPayPayで支払えるのがありがたい。

やっぱり今日は眺めがすごく良い。手前にはシーズンを終えてきれいになっている畑。その向こうには美幌町の町並み。さらに先には藻琴山と斜里岳がよく見える。

正面に見えるのが藻琴山、左に見えるのが斜里岳
藻琴山がきれいに見えると気持ちがいい

飲み放題のコーヒーを準備して、窓際のカウンター席へ。電源を2つ使い、Wi-Fiにつなぎ、準備万端。

小さな怪獣が寄ってこないのは少しさみしいけど、仕事ははかどる。

幸枝さんと約束した時間まで、集中して仕事を進める。

ちょっと約束の時間をオーバーしたけど。ある程度区切りが良いところまで進めることができた。うん、良かった。

美幌町にはスタバはないけど、キテンがある。

オンラインで仕事が完結する人は、東京の混み合うスタバに通うのではなく、美幌町ののどかなキテンに来ちゃえば良いんじゃないかな。わりと本気でそう思うのだった。

キテンの中はこんな感じ
東京でWi-Fi難民でさまよっているあなた
女満別空港から車で15分くらいの美幌のキテンが空いてますよ!

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最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:1歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。

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