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仁義なきネズミとの戦い、さいこうファーム育苗ハウス編、開戦

チャラーン、チャラチャラ、チャララーン、チャララー
トゥーントゥントゥン、トゥトゥントゥーン……。

「ネズミの野郎、ただじゃおかねぇ!」

ということで、またブロッコリーの苗がネズミに齧られていた。
あぁ、まいった。
このまま手を打たないと、大変な事になってしまう。

しばらく呆然としていたところ、いつも助けてくれる隣の農家さんが助言をくれた。
「苗の周りぐるりとぺったんおいて、ネズミを退治するしかないかもねぇ」
「超音波とか設置して近寄らないようにしたらどうかと思ってるんですけど……」
「たぶんハウスの中に一匹入ってるんじゃないかなぁ。倒さないと難しいよ」
「そうですか……」
「うちにいくつかぺったんあるからあげようか?」
「ホントですか?ぜひ!」

そして、頂いたのがこのチュートル1番。

幸枝さんと、今週も#みんなでさいこうファームの日 で来てくれた田辺さんと一緒に作戦会議。

「苗の周りをぐるっと囲うとなると、まだまだエモノ(チュートル1番)が足らねーなぁ」
「おう、自分が調達屋(農協資材店舗)行って用意しよう」
「頼んだ、その間にこっちはカチコミの準備(苗の周りの整理)をしておく」

こうして、ブロッコリー苗の周り全体にチュートル1番を設置することができた。

これで、にっくきネズミを退治できるといいのだが。
このまま行くとディズニーランドが嫌いになりそうだ。

緊急的にネズミ対策を施したが、その後は着実にアスパラハウスの準備を進め、いくつか伸びてきたいたものをはじめて収穫した。
こちらは、来週くらいから収穫できるようになるかもしれない!

なにはともあれ、さいこうファームではネズミとの仁義なき戦いが始まったのでした。
田辺さん、今日も来てくれてありがとうございました!
初アスパラ召し上がってくださいまし。

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(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:1歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。


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