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新米ダディの子育て日記

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つむぎ(長男)と櫂(次男)の日々の成長と新米ダディによる子育て日記
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2022年9月の記事一覧

スマホ越しに伝わる息子の変化

幸枝さんとつむぎが美幌を離れて11日が過ぎた。 農作業を終え、リビングでスピカに噛まれながらゴロゴロしていると、幸枝さんからLINEが来る。 今日は、里帰り後、はじめての病院だったらしい。いつもと違う環境、いつもと違う生活リズム、そして、ママがいない、さらにダディもいない。里帰り後のママの病院はつむぎにとって1つ目の大きな試練の時間になったかもしれない。 そう思っていた。 病院に向かったのは朝9時半、意外と時間がかかって終わったのは2時過ぎだったらしい。病院に行ってい

1000回記事を投稿して

昨日のnote投稿が1000回目だったらしい。2020年の2月27日に初投稿してから2年半。ほぼ毎日の日記投稿と、きまぐれに書いてみた小説投稿で合計1000記事。よく続けたものだ。 400〜1000字くらいは書いているので、だいたい700文字とすれば合計文字数70万字。文庫本は1冊10〜12万字らしい。ということはまとめれば文庫本6,7冊か。うんうん。いつか本棚に並べてみたいものだ。 最初の投稿を振り返ってみる。 そこには「実際に農業の現場で活躍できるのか?北海道の農業

環境の変化に猛スピードで成長する息子

3歳のつむぎは、ママっ子だ。どこに行くときも基本的にママがいい。ぼくと二人で出かけることはあるけれど、ママ抜きだと少し不安だ。 里帰り出産に伴い、幸枝さんとつむぎの二人で青森に行った。これから幸枝さんの通院の時など、ママから離れなければいけないことがちょこちょこあるはずだ。そこにはぼくもいない。幸枝さんの両親に見てもらうことになる。大丈夫だろうか?心配だ。 しかし、そんな心配は杞憂だったようだ。 「明日、ジェイジェイ(幸枝さんの父)とふたりで水族館に行くって」 幸枝さん

新たな家族を迎える準備に入りました!

ご報告です。直接お会いした人は気づいているかと思いますが、我が家に新たな家族が増えます。まだまだ先のことかと思っていたのですが、あっという間に時は経ち、いよいよもうひとりの子どもを迎える準備に入りました。 11月に出産予定。これから来年の春まで幸枝さんとつむぎは里帰り出産と子育てで青森です。 9時半、つむぎと幸枝さんと移動の手伝いに来てくれた母が乗った飛行機は女満別空港から飛び立ちました。最後まで展望デッキで見送ったぼくは、さっきまでとは違う静かな車で美幌の家まで帰宅。

お別れ会

今日は我が家でお別れ会。ずっと一緒にいた家族が明日からはいなくなる。 いい大人なので、ひとりになったとしても、まぁ普通には暮らしていけるだろう。 でもなんだか心が落ち着かない。ゾワゾワとする感じだ。 ぼくだけでは広すぎる一軒家。誰とも会話をしない静かな暮らし。 想像するだけで、心がゾワゾワしてくる。 農業という仕事の特性上、東京で働いていたころと比べて、1人で作業していることも多い。それでも家に帰れば家族がいるのは、心が落ち着くものだった。 それが、明日からはなく

さいこうファームのインターンシップ二日目

今日も昨日に引き続きインターンシップ生と一緒に行動しました。 朝食後、つむぎをこども園に送り届けてから一日がスタート。 スーパーでの直売野菜の仕組みを説明したり、 さいこうファームの現在の野菜予約販売の仕組みを説明したり、 スーパー向けのブロッコリーの箱詰めをしたり、 とうもろこしの出荷準備をしたり、 野菜のビニールハウスの片付けをしたり、 出荷グループのリーダーの家に行って経理の方とお話したり、 出荷用発泡スチロールをもらってきたり、 美幌町内のスーパーに並ぶ野菜たちを

3歳の息子と夜道を歩いて

美幌町も日が短くなってきた。6時ごろにはあたりが暗くなってくる。 5時半、ふとつむぎが訴える。 「コンビ行ってアイス買う!行くよ!」 だらだらしていたぼくは、渋々立ち上がり、車の鍵を手に持ってつむぎの後を追う。 裏玄関で、 「歩いて行く!」 えー、車でいいじゃん・・・。ぼくはなんとか車への誘導を試みる。 「え、車で行こうよぉ。途中で抱っこしてって言ってもしないからね」 「うん、歩いていく!」 折れない。仕方ないので車の鍵をもとに戻して、歩いて坂の下のコンビニに向

北海道の思い出の味は「食パン」

美幌に移住してきたのは4年前。さらにその3年前の2015年、入籍したてのぼくと幸枝さんは札幌から入って知床まで縦断する北海道旅行をしていた。学会やスキーで来たことはあったが、しっかり北海道を楽しむはじめての旅行だった。 その旅で、思い出に残っている食べ物がある。 「食パン」だ。 寿司でも、スープカレーでも、ラーメンでも、豚丼でもなく「食パン」が心に残っている。 ぼくと幸枝さんは2011年にリバネスに同期入社した。必死に一年目を駆け抜けて二年目、ぼくらは大きなプロジェク

とうもろこし祭り第三弾 ぼくらのロゴ入りグッズが誰かの手に渡るということ

今日も、美富ベーカリーさんへとうもろこしを出荷。開店1時間前、そろそろ行こうかなと準備を始める。 「ぼくも行く!」 今日は、ちびっこ助っ人も参戦するらしい。 冷蔵コンテナで予冷してあったとうもろこしを2ケース運び出し、車に積み、パン屋さんへ出発。とうもろこしが満載されたコンテナを運ぶぼくの前を歩くつむぎ、入り口のドアを開けてぼくをエスコートしてくれる。 「はいどうぞ!」 とうもろこしを一緒に並べ、準備完了。 先週だけでかなりの人に買ってもらっているから、今週はどうなるか