【あなたがいたから。】

6年前の昨日、僕はあなたと友達にさせてもらいました。

2年前の今日は僕はあなたと一緒に鹿児島に居ました。

あなたからは、

たくさんの『応援してる』をもらいました。
たくさんの『がんばれ』をもらいました。
たくさんの『諦めるな』をもらいました。

「俺にできることはやるよ！」って言って、服装にはいつも勝ち色の緑を愛用してくれて。

付き合いの短い僕にでも、こんなに温かく接してくれるんだから、もっと長い付き合いの人にはどれだけなんだろう。

そう思って、ちょぅとヤキモチみたいな気持ちになったのが正直なところ。

サイパンに一緒に行ったとき、

「なんでそんなに僕みたいなやつを
　応援してくれるんですか？」

って聞いて

「応援したくなる人間だからだよ」

って言われて。

「それじゃあ答えに
　なってないじゃないですか！！？」

って笑いあってたっけ。

懐かしいな。

とにかく結果が欲しかった。

1日も早く、応援してくれる人が「お前を応援していて良かったよ」って安心してもらえるようにしたかった。

色々な人に会って、打ちのめされて。
それでもやっぱり、色々な人にお願いして。

僕が今までがんばれたのは、あなたがいつも気にかけてくれているからです。

あっ、もう違う。

気にかけていてい『た』からです。

一昨日、あなたが、亡くなったとの連絡がありました。

いやいや。

まいったなー。

4月のオリンピック選考会で、「FSEM広まったらいいな！また俺も手伝うよ」って言ってくれたじゃないですか。

サイパンで、「一緒にサイパンにプール作ろうぜ」って言ってたじゃないですか。

いやいや、そりゃあないですよ。

もっと「ありがとうございます」を言いたかった。

僕はあなたに、何も返せていないじゃないですか。。

何も。

いやいや、違うな。

たくさんの『応援してる』
たくさんの『がんばれ』
たくさんの『諦めるな』

これだけ一杯もらったんだ。

あなたの温もりと、過ごした記憶。

これを糧に、必ず結果を出します。

それが僕ができる精一杯の恩返しだと思うから。

遠くから見守っていてください。

お疲れ様でした。おやすみなさい。

good night
Every Little Thing

作詞：持田香織
作曲：HIKARI

どんな別れなら　悲しまずに　いられるだろう…
「冗談だよ」って　いつもみたいに
戯けて　笑ってみせて
誰にも言えずに　長い夜を　ただ　ひとりで
どんな想いで、　どんな想いでいただろう

あぁ　黒い空に　散りゆく星のひかり
きっと　今もどこかで　微笑んでいますように…

限りあった　未来はきっと
残された掌で　輝くと　今　誓う
君が生きた　その証を　永遠に愛しつづけよう

「もしも、あの時に…」
そう言って　震えながら
涙に濡れた少女を　どうか救って

あのまなざしに　惹かれた僕らは　今
君に　届け、響けと、愛に泣き　歌うだけ…

同じ星に生まれて　同じ時代を過ごした
そして、出逢えた奇跡を
君からもらった愛を　さまざまなぬくもりを
その姿を　その全てを　忘れない…

限りあった　未来はきっと
残された掌で　輝くと　今　誓う
君が生きた　その証を　永遠に愛しつづけよう