文章を書いて、嫌な記憶を無色透明に
憂鬱な夜だった。気分が落ち込み、強烈な憂鬱に襲われた。これからずっとこの憂鬱、虚無が続くのかと思うと、何にも希望が見出せなくなり、人生をドロップアウトする選択肢が頭の隅に入り込む。
レイオフのことを思い出す。ホワイトボードの前に上司が立っていた。仕事の指示を出すように上司が僕に告げた。異動するか辞めるしかないと。僕の頭は錆びたみたいに動かなくなった。異動先は僕に知識・能力がないところで、数値目標やハードワーク、厳しい言葉でも追い込みもある。うつ病、適応障害で身体を壊すのは目