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高額報酬などと謳う闇バイトに近づかない方法

闇バイトは犯罪です。例えば、特殊詐欺グループに入って詐欺を行った場合、大人でも初めてであっても、刑務所へ行く実刑判決が出る可能性が高く、子どもたちであれば少年院へ送られます。
この度、警察庁から闇バイトに関わった犯罪実行者に関する調査が出てました。この報告書から実態を知ることで、犯罪に関わって人生ハードモードにしないためにも、ご活用下さい。もし、犯罪に関わっている可能性があるなら、警察に相談することをお勧めします。

闇バイトに興味を持つきっかけ

普段から家族で話せる関係を作っておくのが一番です。もし、困ったことが起こったとしても、困った事態になっていると発覚しても、素早く対処できます。今回は闇バイトに関わるきっかけは一体なんだったのかを資料を見ながら、探っていきます。

まず、闇バイトを応募する側のきっかけとなったものは以下のものだった様です。

  1. 金銭目的:遊興費、酒・タバコ代、借金返済、バイク代、携帯代、中絶費用等

  2. 人間関係:地元の先輩や友人に誘われた等

  3. 検索ワード:闇バイト、裏バイト、高額報酬等

少なくとも上記の項目を見る限りだと、日常生活に最低限、必要なものは基本的に提供されている環境だと推察されます。
きっかけの傾向を見るに、以下の背景を持っている方が闇バイトに向かいやすいのではないかと私は想像しています。

  • 手持ち無沙汰な時間が多い

  • お金の管理ができないもしくは、よく理解できていない

  • 仕事をする等のお金を得る通常の手段を取れない事情がある

  • 狭い人間関係で生きていて、他に誰も相談できない

  • 行政に相談したり、専門家に相談したりと他の手段が思いつかない

  • 闇バイトより、簡単にお金を得る方法がないと考えている

人間関係を作る基盤が弱い、他人の目を通して自分を客観視できない項目も追加で入ってきそうです。総じて、言えるのは人間を育てる技術が弱く、金銭的にも精神的にも余裕がない社会に自分たちはいると自覚した方が良さそうです。

参考リンク

警察庁

生活安全局より犯罪実行者募集の実態
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/yamibaito/yamibaitojirei.pdf


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