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離婚が決まったとき、「これで死別しなくて済む」とほっとした

2023年3月5日(日)

調子が悪くて一日中ごろごろしていた。10時に起きて、だらだらして、昼寝して、夕方に起きてまただらだらして……みたいな。

唯一の活動は、夕飯にチャーハンを作って食べたくらいか。

あまりに憂鬱で、鬱々としたひとり言を口走ってしまう。こんな鬱々とした愚痴を15年間も受け止めてきた元夫、本当にすごい。自分自身ですら嫌になるのに。

あまりにも日記に書くことがないので、だらだらしている間に視聴したコンテンツを上げていく。

音楽劇『鬱憤』最終話。

2年前に恋人の優弥を感染症で亡くした佑理が、ずっと聴けずにいた優弥からの留守電を思い切って聞く。自らの死期を悟った優弥は、病床で最期に「俺の言葉が未来の佑理に届くと思うと安心する」「ごはん食べて、元気でいてほしい」と伝えていた。

優弥のアウターに自分の片袖を通してハグする佑理が切ない。

佑理はこの2年、どれだけ「なんで優弥が」と叫びたくなっただろう。優弥を失った喪失感と、電話に出られなかった罪悪感と、感染症への怒りを、誰にも言わずに一人で抱え込んできたのだろうか。

佑理と同じ状況にいる人が、この世にはどれだけいるだろう。

私は離婚が決まったとき、「これで死別しなくて済む」とほっとした。私は結婚したときからずっと、夫と死別することが怖かったから。

大好きな人と死別するほど怖いことはない。この作品を観て、あらためてそう思った。

おっさんがよく使うビジネス用語の話。

もっとおっさんビジネス用語のしゃらくささをぶった斬る内容かと思ったが、意外と「その言葉でしか表せないニュアンスがあるよね」と肯定的だった。

私はフリーランスだからか、あまりおっさんビジネス用語に接する機会がない。「全員野球」とか「正直ベース」とか、使ってる人見たことない。

実際使ってる人に会ったら、「これ、オモコロウォッチ!で聴いたやつだ……!」って感動するだろうな。

キムタクファンの長島さんがキムタクにまつわるクイズを出題する回。元気がないときに見るのにちょうどいい面白さ。

堂本剛から包丁をもらったときのキムタクのエピソード、私も普通に知っていた。なぜ知っているのか、自分でも不思議だ。


2023年3月6日(月)

「実際の〆切はまだ先だけれど、明日のスケジュールを考えたら今日のうちにやっておくべき仕事」があるので、起き抜けに文字起こしをする。一度だらだらしちゃうとなかなかエンジンをかけられないので、起きた勢いで仕事にとりかかった。

途中でスーパーに行くなどしつつ、夕方に原稿を完成させて納品。他の原稿の修正をしたり、請求書を出したりした。昨日はエネルギーが枯渇して一日中寝ていたのに、今日は稼働できてえらいぞ。

そのあと、水道局のクレジットカード払いの手続き、保険の受取人変更の手続きの書類をようやく記入。名前や住所を書くだけなのに、億劫で何日も放置していたのだ。書き上げた勢いでポストに投函しにいった。

夜は、豚肉ともやしとニラの炒めものを作って食べた。そのあとお風呂に入って、風呂上りにこの日記を書いている。

明日は取材で朝が早い。どれだけ鬱々としていても〆切が近づけば原稿を書くし、取材が入れば出かけていく。それができることに感謝しなければ。

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