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小屋ガール通信

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山小屋で働いた経験を書いたエッセイです。
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記事一覧

社員かバイトかってそんなに重要?~小屋ガール通信

たまにお客様から「学生さん?」と言われることがある。 私だけじゃない。ほぼ全員が言われて…

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吉玉サキ
6年前
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会社をすぐ辞めてしまった私が山小屋でバイトした理由~小屋ガール通信

11年前、はじめて山小屋でバイトをした。 当時は「山ガール」という言葉が流行る二年前。登山…

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吉玉サキ
6年前
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山マウンティングおじさんは山ガールを舐めすぎ~小屋ガール通信

山小屋で働いていたときの体験を書く「小屋ガール通信」。今回は、他人の登山に口出ししたり、…

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吉玉サキ
6年前
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ヘリが飛ぶまで帰れま10!?~小屋ガール通信

山小屋の日常を綴る「小屋ガール通信」、今回はヘリについて。 ◇◇◇ 山小屋ではすべての物…

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吉玉サキ
6年前
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オザケンとバニラティー~小屋ガール通信

昨年までの10年間、山小屋で働いていた。山ガールならぬ小屋ガールだ。 小屋ガールとして見聞…

吉玉サキ
6年前
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まかないは戦いだ~小屋ガール通信

山小屋の日常を綴る「小屋ガール通信」、今回は食生活について。 ◇◇◇ 標高2000メートル以…

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吉玉サキ
6年前
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山小屋でもっともモテる業務・歩荷(ぼっか)とは?~小屋ガール通信

山小屋の仕事のひとつに歩荷(ぼっか)がある。必要な物資を人間が背負って運ぶことだ。 重さは荷物によって違うが、人によっては40㎏くらい背負う。 想像してみてほしい。 40㎏なんて小~中学生ひとり分だ。それだけの重さを背中に、急な山道を登るのだ。 そんなしんどいこと、好きこのんでやりたい人間がいるだろうか? ……いるのだ、それが。 山小屋では、歩荷(ぼっか)は人気の業務だ。 山小屋で働いた体験を書く「小屋ガール通信」。今回は歩荷のかっこ良さについて。

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雨とボブ・ディラン~小屋ガール通信

「私もう29だから無駄な恋愛してる暇ないんです」 ピンク色のレインウェアを脱ぎながら小屋に…

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吉玉サキ
6年前
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「私の友達」として用意された登場人物なんていない~小屋ガール通信

「山小屋で働いてみたいんですけど、ぶっちゃけ、山小屋の人間関係ってどんな感じですか?」 …

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吉玉サキ
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「自由な生き方」ってなんだよ~小屋ガール通信

「サキちゃんは自由な生き方してていいなぁ」 後輩スタッフのうっちーは言った。彼女は私より…

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吉玉サキ
6年前
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恋に落ちる予感を目撃した話~小屋ガール通信

「人が恋に落ちる瞬間をはじめて見てしまった」 これは、漫画『ハチミツとクローバー』に出て…

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吉玉サキ
6年前
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仕事場でのガールズトークが嫌いな理由~小屋ガール通信

私は、異性スタッフのことを恋愛対象としてジャッジする行為が嫌いだ。 山小屋では恋が生まれ…

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吉玉サキ
6年前
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カップルが生まれる必然性について~小屋ガール通信

山小屋では、仕事もプライベートも四六時中一緒だ。 だから距離が縮まりやすく、恋も生まれや…

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吉玉サキ
6年前
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コミュニティから抜け出した「その人」の顔~小屋ガール通信

山小屋は他のスタッフと一緒に過ごす時間が長く、みんな仲良くなる。 だけど、意外とお互いのことは知らなかったりする。 これは、だいたいいつも「みんな」でいるからだと思う。私もそうだけど、みんなでいるときは、あまり自分の話をしないのだ。 だから、「みんな」から抜け出して1対1で話してみると、「この人にこんな面があったんだ!」と驚いたりする。 山小屋で働いた体験を書く「小屋ガール通信」、今回はコミュニティの顔と個人の顔について。

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