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釧路って何もないよね?を変てやる! ~大学の講義で話したこと~

釧路短大の授業講演依頼

先日、釧路短期大学から授業の依頼がありました。
地域理解を中心とした演習講義で、
『地域と観光』をテーマに授業を進めているとのこと。私には地域目線として、今までの活動を話していただきたいとの依頼があったので、快くお引き受けした。

釧路短大とは

釧路短期大学は、「幼児教育学科」「食物栄養専攻」の2学科の生徒が資格取得を目指す短大として知られているが、
もう一つ、民間の事務職への就職が多い「生活科学専攻」があり、今期1年生で17人(女性13人男性4人)が入学した。図書館司書、医療事務、観光実務士の資格を目指す人もいるらしい。

釧路観光コンベンション協会と一緒に

今回の授業(12月7日)は、私が行っている地域活動と、観光現場からは、実際に観光協会で働いている佐藤明彦さんに依頼して、取り組みや仕事について講義してもらった。

生徒から嬉しい感想文が

先日、受講した生徒から、とても嬉しい感想文が届いたので、これは、是非noteにもアップした方が良いと思い、講義資料も含めて共有したい。

授業講義資料の共有

まずは、短大でお話した資料を共有します。↓

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釧路には何も無いよ!という皆様へ

多くの釧路市民は釧路には何もないよ。と言い、わがまちへのプライドも低いと感じる。しかし、以下、短大生の感想文を読んでみると、意識が少なからず変わったと感じている。

今回の講義では、これから釧路で働く、生活をしていくものとして地元の活性化のためにどのような活動をしていくのか、また現状どのような活動がされているのか、知ったり考えたりする大きなきっかけになり、とてもワクワクしながら講義を受けることができました。
 佐藤さんのプレゼンテーションでは釧路観光コンベンション協会について普段どのような活動をしているのか、どうゆう意図があってこの活動をしているか知ることができ大変勉強になりました。
私は特に地域の稼ぐ力を引き出すというところにとても興味関心を持ち、それが短期的な効果のものと長期的な効果もの両方で考えられていると聞いたことがとても印象に残っています。
佐藤さんは観光協会の仕事はみんながイメージする観光のお仕事と言っていましたが、それすらも私よくわからない状態で、ガイドツアーやイベント(カヌー体験や釧路グルメ応援フェス等)を行っていることを知ることができたので、自分でも調べてみようと思いました。
またこれからはSDGsを意識してこれから考えていくというのを聞いて、幅広く釧路の魅力を伝えるためにいろいろ考えていかなくてはいけないのだと思いました。
 吉田さんのプレゼンテーションでは、内側の目線と外側の目線で文化を醸成という言葉にとても驚きました。
学校の授業で釧路の観光について調べることはありましたが、私は釧路を何にもないところ帯広のほうがいいとこあるよねと考え、釧路が外側からも悪くみられていると勝手に判断していました。
しかし、実際は外側からは自然や食べ物など高く評価されていて、内側の目線でずっと考えていたのだと気が付きました。
でも吉田さんのプレゼンテーションを聞いて、釧路市民の私が釧路での生活を楽しいと思っていなければ、この先何もないと考えました。
楽しさを釧路に住む人みんなで共有し、釧路という地域をブランディングできたらいいなと思います。
せっかく釧路以外から魅力的にみられているのだから、私たちが釧路の魅力を理解していかなければと思いました。

内側の目線

私は幸いにして、札幌や東京から来た方を接待する場面が多く、釧路の良いところを皆が語ってくれるので、釧路にはプライドを持てる。しかし、釧路だけでの目線だけで見ると、ディズニーランドは遠いし、ラウンドワンは無いし、ファミマもガストも無い、と無いものだけを僻んで、田舎だから・・・。と片付けてしまう。

外側の目線

でも東京から来た人は、カヌーに乗って、音も高層ビルも無い低い目線でゆっくり流れる景色をすごく価値だと思ってくれる。そして、釧路のリバーサイドでグランピングをしながら、MOOで買ったホッケを焼いたり、夕日を眺めながら、焚き火をし、パコの温泉でひとっ風呂浴びてから、また末広に流れるだけでも、とてもスペシャルに感じてくれて、『住んでも良い』というところまで考えてくれる。こういった価値を市民が共有し、シビックプライドを醸成したいと思っている。

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ひがし北海道観光寺子屋

現在、私はひがし北海道DMOの観光寺子屋にも通い、観光従事者じゃない視点から、釧路の魅力を発信したいと思っている。来年の1月11日はこのプレゼン資料をもう少しブラッシュアップして、同じく通っている道東の寺子屋メンバーにむけて発表する予定だ。色々と目線を変えながらも、自社のビジョンである、地域商社にむけて、実力を付けていこうと思っています。

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