パチンコ屋に於ける5W1Hについて
パチンコパチスロに於いて重要なのは大当たりなのは勿論の事であるが、それと同じくらい重要なのが“5W1H”である。
いつ、どこで、誰が、何を、何故、どのように。
この情報によって、ただの数百〜数万円の大当たりが値千金、と言うと高額過ぎるので“非売品”の思い出へと昇華するワケだ。
かく言う自分も18歳になって初めて行ったパチ屋で何も分からないまま沖海2の甘デジを打った時の、アウトローに足を踏み入れてしまったようなドキドキ感は未だに忘れ難い。
だが最近はパチンコを知り過ぎてしまったが故に、楽しみ方が狭まってきているのだ。
例えば“いつも行っているホールでリゼロ鬼がかりを打ち、先バレと言う40%の期待度の演出を外したり当てたりした”
この体験が思い出になる事は無いし、普通すぎて記憶になる事も無いだろう。
と言う訳で、最低限ドキドキを味わえる方法は無いか、Pニュートキオを打ちながら考えていた所に天啓が降りてきた。
ニュートキオは当たった後、物理的にラウンド数が決められる。
最初に6分の2ある穴に入ってしまえば3R、そこを通せば後は4つの穴があり、5R:10Rが交互に1つずつ2:2と言う具合で、そのラウンド振り分けはほぼ均等である。
そしてココが一番のポイントで、10Rを引いた時はボタンがバイブする。
つまり、目を瞑ってボタンに手を置き、バイブするのを願う……と言う打ち方が出来る。
そして、そこにもう一つ足す事にした。
“Vに入った瞬間息を止める”のだ。
ボタンに手を置き、目を瞑って下を向き、ラウンド数が決まるまで息を止める。
さながら異常者、と言うかそのまんま異常者である事間違いなしだが、精神的、肉体的にドキドキを味わえるこの方法でなら思い出にもなるし、5W1Hもハッキリしている。
“今日、パチ屋で、異常者が、ニュートキオを打ち、ドキドキ感を味わう為、ラウンドが決まるまで息を止める”だ。
幸いクセの悪くない台なので、2、3回は当たりを引いてるし、この球で当ててられるだろう……と思っていたらば、なんか途端に拾わなくなり、持ち球を入れてちょっと球を足した所で正気に戻りヤメ。
──今のパチンコ屋では自分の意志で息を止める事さえ出来ず、異常者にもなれない。
それではまた。
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