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#96【正しい取扱】コンタクトトラブルとそれが引き起こす"眼の障害"を解説。【閲覧注意】

(コンタクト社長)
自覚症状があまりなく、眼科を受診して指摘されて気付くことも多いんですよ。

(スタッフ)
僕もじゃあ眼科に行かないと…分からないってことですよね。

(コンタクト社長)
うん。定期健診はしようね!

(スタッフ)
はい。


どうも、コンタクト社長、"吉田 忠史"でございます!
さあ始まりました。

(スタッフ)
あれ社長、今回いつもとテンション違うんですけど、どうしました?

(コンタクト社長)
そうなんです。
今回はみなさんにちょっと真剣にお話をしたいと思っています。
テーマとしては、コンタクトレンズのトラブルと、それが引き起こす眼の障害についてです。

(スタッフ)
コンタクトレンズのトラブルですか?

(コンタクト社長)
やっぱりコンタクトって目に直接入れるものですからね。
初心者の内は丁寧に扱うんですが、慣れてくると、だんだん雑になってくるものなんです。

(スタッフ)
確かに僕もめちゃめちゃコンタクト歴長いんですけど、ちょっと雑になってきてる感がありますね。

(コンタクト社長)
それが原因で、様々な眼病を引き起こすことにもなるんです。
今回は目がどんな状態になるのかの画像を添えて紹介していきます。
ショッキングな写真も出てきますので、苦手な方は閲覧注意でお願いします。
それではいきましょう。

コンタクトレンズは取り扱う際、様々なトラブルが予想されます。
まずはそれらを紹介します。

最初は、爪による破損ですね。
取り出しやこすり洗いの際に、爪が当たり、破れることがあります。
レンズは柔らかいので、爪が当たらないようにやさしく取り扱ってください。
爪が当たると、このように…はっきりと傷がついてしまうので、注意してくださいね。

続いてのトラブルは、開封ミスによる乾燥。
ブリスターを切り離す際に、隣のブリスターの接着部が開いてしまう事って、たまにありますよね。

そうなると、保存液がこう蒸発して、乾燥してしまいます。
しかし、もったいないからと言って、ついつい使ってませんか?
乾燥したレンズは、絶対に使わないでくださいね!

続いてのトラブルが、ケースによる破損です。
これはハードレンズ等によくある事ですね。
ケースの蓋にくっついてしまったり等、レンズが破損する場合があります。レンズがケースからはみ出していないことを確認してから、蓋を閉めてください。

もうひとつ、ハードレンズで言うと、白濁汚れです。

このように、目の脂質やタンパク質が付着し、レンズが白濁することがあります。
こすり洗いやタンパク除去を行ってください。
汚れがひどい場合は、新しいレンズに交換してくださいね。

(スタッフ)
意外といろんなトラブルがあるんですね。

(コンタクト社長)
そうですよ。
眼球はデリケートですからね。

ここからは、これらのトラブルを無視して装用を続けると、目がどういう状態になるか、画像を交えて紹介していきます。

かなりショッキングな画像もあるので、注意を!

1つ目は、ソフトコンタクトレンズにおいて、汚れの付着したレンズによる擦れ、涙の量の低下、酸素不足等で起こるコンタクトレンズによる眼障害の中では、頻度の高い症状です。

こちらは、点状表層角膜症と言います。

角膜は大きく分けて
3つの層「上皮」「実質」「内皮」から形成されています。
点状表層角膜症は、その角膜の上皮、一番外側の部分に、細かい傷がついた状態です。

(スタッフ)
それってどういう症状なんですか?

(コンタクト社長)
細かい傷がたくさんつく事で、角膜がすりガラス状になってしまい、ゴロゴロしたり、見えにくくなったりする事が多いです。

2つ目は、外傷・異物混入、コンタクトの不適切な使用など、外的要因で起こる症状です。
こちらは、角膜上皮びらんと言います。

角膜上皮の一部がはがれた状態になります。
さきほどの「点状表層角膜症」が悪化して、発症する場合もあります。

(スタッフ)
これってどんな自覚症状があるんですか?

(コンタクト社長)
異物感や痛み、充血などを伴います。
十分に気をつけてくださいね。

3つ目はレンズの素材やフィッティング、装用時間などが関係する症状です。
こちらは、角膜血管新生と言います。

角膜の周りの組織から血管が侵入し、角膜中央に向かって延びる症状です。
これは角膜の慢性的な酸素不足が原因で起こります。

主にソフトコンタクトレンズの長期使用者に多くみられる症状です。

(スタッフ)
これちょっと僕怖いですね。

(コンタクト社長)
だよね。

(スタッフ)
どういう症状があるんですか?

(コンタクト社長)
これね…自覚症状があまりなく、眼科を受診して、指摘されて気付くことも多いんですよ。

(スタッフ)
僕もじゃあ眼科に行かないと…分からないってことですよね。

(コンタクト社長)
うん。定期健診はしようね!

(スタッフ)
はい。

(コンタクト社長)
4つ目は、レンズの汚れや慢性的な刺激などが原因で起こる症状です。
こちらは、巨大乳頭結膜炎と言います。

上まぶたの裏側が赤くなり、ブツブツができるアレルギー性の症状です。
かゆみや目ヤニを伴い、症状が進むと瞬きのたびにコンタクトレンズが上の方にずれやすくなります。
レンズがしっかりと真ん中に安定しなくなってきますよ。

どうでしたか?
いずれも外的要因以外は、コンタクトを雑な状態で扱った結果の症状が多くなっています。
清潔な手で扱う等、当たり前の取り扱いを心がけてください。

それでは素敵なコンタクトライフをお過ごしください。

ということで今回はここまで!
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ご視聴ありがとうございました~

※撮影中の「おまけ付き」です※是非ご視聴ください!
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