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「雑談がラクになる心がけ」とは

【『話す力』という本を出版致しました! よろしければどうぞ!】

「観覧者」としての役割を果たす

 雑談には、「話す人」だけでなく、それを受けとめる「聞く人」も必要です。
 話すのが苦手なら「聞く人」になれば良いのです。

雑談には「観覧者」という役割もある

 「話す方」と「聞く方」に加えて、雑談には「観覧者」という役割もあります。
 全然話していないのにその場にいて欲しい方っていらっしゃいますよね?

皆の飲み物を取ってきたり、適切なタイミングで「飲み物お代わりいる?」と聞ける方


 皆の飲み物を取ってきたり、適切なタイミングで「飲み物お代わりいる?」と聞ける方。出来る方ですよね~。憧れます。母がそうなんですけど。母は飲食店で15年以上勤めているので死ぬほど気が利くのです。
 「店外の様子も分かる」とも仰っていました。

 話す人、その話を聞く人の他に、「そのやりとりを楽しむ人」という観覧者がいてこそ、さらに話が盛り上がっていくのです。

 頷いたり笑ったりツッコんだりして、みんなの会話を一緒になって楽しむ――観覧者も雑談において必要な役割です。

「内弁慶」ってどうして生まれるの?

 家ではよくしゃべるのに、外に出ると全然しゃべれない人がいます。
 自分に自信がなかったり、知らない人に心を開くのが苦手だったり、失敗するのが怖かったりして、なかなかうまくコミュニケーションが取れない人です。

店員さんに「ありがとう」と言おう

 その解決策は、知らない人(利害関係がない人)にあいさつをしてみることです。
 具体的には、コンビニやスーパーで店員さんに「ありがとう」と言う習慣をつけると良いです。これは私もよくやってます。
 外食したときは、帰り際に「おいしかった。ありがとうございました」と声をかけましょう。

知らない人に挨拶するようになると、他者に対する心の壁が低くなる

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