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しなければならないのに出来ないのは何故か

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「やる気があればできる」は幻想

 日々の中で、やらなければいけないとわかっているのになかなか気が進まず、つい先延ばしにしてしまうという経験は誰にでもあるだろう。そんな時、あなたはどう思うだろうのです。

「やる気があればできるはずだ」というのは正しくない

 実のところ、「やる気があればできるはずだ」というのは正しくないのです
 やるべきことがわかっていて、やろうと決意したからといって、そのとおり行動できるようには人間はできていないのです。
 「やるべきとわかっているが気が進まないこと」は、「その瞬間やりたいと思ったこと」に簡単に負けてしまうものなのだ。

やるべきことに対し、実際に着手できるように、工夫する必要がある

 しかし、やるべきこと、やらなければ大きな失敗をするとわかっていることをやらないままでは、思い描く成功は決して手に入らないでしょう。
 だからこそ、やるべきことに対し、実際に着手できるように、工夫する必要があるのです。

貴方にとっての「スライム」は何か

 誰にでも、成功のためにやらなければならない仕事があります。
 その仕事を、「ひとりでにやる気の出る仕事」と「どうしてもやる気が湧いてこない仕事」の2種類に分けようのです。

スライムは「重くてネバネバしていて、反抗的で不快な存在」

 後者の「やる気が湧いてこない仕事」を、ある人は「スライム」と名付けた。
 スライムは「重くてネバネバしていて、反抗的で不快な存在」という意味を表しています。
 好きでどんどんやりたくなる仕事とは反対に、ずるずると先延ばししてしまったり、途中で投げ出してしまったりする仕事は、すべてスライムであるります。

ちょっとした事務作業が、ある人にとってはとんでもなく面倒なスライム

 誰にでもスライムはあって当然のもので、スライムがないという人はおそらくいないか、極めて稀でしょう。
 しかし、どんな仕事をスライムと感じるかは人によって違います。
 労力がいる仕事だからスライムであるとも限りません。
 ちょっとした事務作業が、ある人にとってはとんでもなく面倒なスライムだということもあります。

まとめ スライムに対してきちんと向き合わなければ、大きな損失を被ってしまう

 スライムが厄介なのは、スライムから逃げようとすると、仕事が進まないだけでなく、ネガティブな感情に苛まれ、エネルギーを吸い取られてしまうことです。
 スライムに対してきちんと向き合わなければ、大きな損失を被ってしまうのです。
【参考】スティーヴ・レヴィンソン・クリス・クーパー・門脇弘典(訳)(2016).『最後までやりきる力 目標達成のコーチが教える、やる気がなくても楽にできる方法』.クロスメディア・パブリッシング