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「雑談力を一生モノのスキル」に育てるコツとは

【『話す力』という本を出版致しました! よろしければどうぞ!】


「言葉貯金」をする

 話し方に自信がない人には「言葉貯金」を試してほしいです。
 「いいな」「使ってみたいな」「うまいこというなぁ」と感じた言葉をスマホのメモアプリに書き留めて、ストックしていくのです。
 これは本やnoteを書く際もやりますね。所謂「ネタ帳」というやつです。

 特に、普段接しない世代や地域、仕事のジャンルの言葉をストックしておくと効果的です。
 幅広い相手と楽しく雑談できるようになります。

嫌われない「自分語り」をする

 「自分語り」は嫌われがちだが、例外が2つあります。

「失敗談」は「良い話を聞いた」と得した気分になる

 先ずは失敗談です。
 他人の失敗談には大いなる吸引力があります。
 道に迷って大事なプレゼンに遅刻した、パートナーの誕生日をうっかり忘れていて激怒されたなど、自分では面白くないと思うようなちょっとした失敗談でも、十分ネタになる可能性があります。

 失敗だけでなく、その失敗から学んだことをセットにして話すのも良いです。
 相手は「良い話を聞いた」と得した気分になるだろう。
 作者は死ぬほど失敗しておりますので、一生本に書けるでしょう。

「V字回復」も「良い話を聞いた」と得した気分になる

 次に、「V字回復」の物語だ。何かをきっかけに事態がどんどん好転していく話を聞くと、人は感動してくれます。
 作者の大学総代→東大院専攻長賞受賞の話をソニーの講演会で話したことがありますが、感動したり、泣いていた方もいらっしゃいました。
 作者は死ぬほど失敗した分、「V字回復」しておりますので、一生本に書けるでしょう。

自分の「プチV字回復」の瞬間を探してみよう

 劇的な変化でなくてもいいので、自分の「プチV字回復」の瞬間を探してみましょう。
 「先輩のアドバイスのおかげで、仕事が30分早く終わるようになった」とか「この曲を聴くと130%の力で取り組める」とか、「この本を読んで、雑談することが急に楽しくなってきた」といったもので構いません。

話の流れを整える

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