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シルクの毛布を洗濯するような無知な人にDX(デジタル*トランスフォーメーション)について教える

知らないことは、モノの本質をダメにする。

みなさんは、シルクの毛布を洗ってしまった経験ってありますか?

フワフワしたシルク独自の毛並みが、変化というか全く失われて、ゴワゴワとなってしまいます。全くの別物となってしまいます。

よくよく、見れば、毛布についている洗濯に関する注意事項を記載したタグには、洗濯不可と記載されています。

このように、無知が原因でモノの本質をダメにすることって、起きてしまいます。

DXを知らないと、これから起きる変化についていけない。

ところで、あなたに質問です。DX?ってご存知ですか?DXとは、デジタル トランスフォーメーションのことです。

このデジタル トランスフォーメーション(以下 DXと述べます)は、簡単に言うとデジタル化が進んだ世界です。

海外では、日本よりもIT化が進んでいて特に先進国では、このIT技術をより進化させて対顧客向けのサービスやら社会インフラを含めてその社会で生活する人達の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させているのです。

で、これが日本社会では、どう定着するのかと言うと。

経済産業省の定義を借用するとITに代表されるデジタル技術を駆使して顧客や社会のニーズを基にビジネスモデルを変革して業務そのものや組織及びプロセスそして企業文化と風土を変革することにつなげるそうです。

相変わらずのお役所言葉で、分かりづらいですね。

まぁ、簡単に言うと今までの日本の企業の中で綿々と行われて来た、業務の改善やら職場の待遇改善等のマイナーな変革レベルでは無いということ。

もっと上流の受発注した仕事を根本から見直し、それを社内の組織で、こなす業務フローそのもののやり方から含めて全てを対象として変革することで、最近の厳しい世界の中で企業としての競争力を身につけようということです。

でも、これって残念ながら、アジアで唯一の先進国にも拘わらず仕事の効率の悪い日本で出来るのかというと?

答えは、かなり無理でしょうとなりますよね。

日本社会においてのDXの捉え方

残念ながら、日本国内において、DXの捉え方は、各産業毎の枠組みの中での事例でしか紹介されておりません。

何故?そうなるかと言うとですね。

日本の文化に根差すムラ社会という構造は、ありとあらゆるところで、今でも健在です。

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