![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49643383/rectangle_large_type_2_9c0868ee9089e48b810039492c4af552.jpeg?width=800)
入学式の思い出
入学式について同僚と話をしていたら、その方(3歳上)は大学の入学式の日付を1日間違えて、気づいたら終わっていたそうだ。
私は大学の入学式の記憶はほとんどなくて、J.Pressのブレザーとスラックス、ネクタイ、コールハーンのローファー(当時ポパイなんかでアイビーが流行っていて、親をだまして買ってもらった)を着ていったら、隣に座った普通の服を着ていた人に「どうして正装するのか?」と聞かれて、大きなお世話だ、と思ったことぐらいしか、覚えていない。
高校生の入学式も、初めて履いた革靴で靴ずれになったことと、リュックサックにスニーカーで来た同級生のことしか覚えていない。彼は、入学式の後のオリエンテーションを、オリエンテーリングと間違えたらしい。私もオリエンテーションなんて言葉は知らなかったから、学校の方が悪いと思う。でも大好きな思い出で、思い出すとうれしくなってしまう。
東方とかを意味する単語、orientは正しい方角の意味もあって、オリエンテーションやオリエンテーリングも正しい方向という意味で使われている、と学校で習ったときも、私は入学式のあの同級生のことを思い出して、うれしくなった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?