見出し画像

痛くない歯の麻酔、注射についてー表面麻酔は有効か


麻酔注射の針
上は従来型の0.4mmの針
下は細い0.26mmの針

表面麻酔の研究報告から表面麻酔薬を20分間、作用させても針の刺入の痛みは完全に抑制できないことが明らかになっています。エビデンスから注射前の表面麻酔は効きません。その理由は唾液により表面麻酔薬が流されてしまうからです。
歯の麻酔は次のことをケアすればあまり痛くない麻酔の注射が可能です。

1 写真のような細い針を使う
従来は太さ0.4mmの針を使用していました。今はインスリンの注射でも使われている針、太さ0.26mmを使用すれば針を刺すときの痛みはほとんどありません。

2 薬液をゆっくり注入する
ゆっくり注入すれば注射の痛みは気になりません。

3 痛くない歯茎へ注射する
歯茎には痛みに敏感な所があります。痛みに敏感で無いところに注射すればあまり痛くない注射が行えます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?