町田駅徒歩7分 よしだ歯科医院 公式

麻酔の専門家が運営するよしだ歯科医院の公式アカウントです。医院の紹介、歯の治療、歯の麻…

町田駅徒歩7分 よしだ歯科医院 公式

麻酔の専門家が運営するよしだ歯科医院の公式アカウントです。医院の紹介、歯の治療、歯の麻酔、痛くない歯の治療、怖くない歯の治療について発信します。https://www.yoshida8211.com/

最近の記事

口腔外バキュームが必要なわけ

歯を削る時、目に見えないほどの細かい水や粉塵が飛び散ります。発生する飛散粉塵には細菌やウィルスが付着している可能性があり、歯科診療室汚染へつながります。 口腔外バキュームは口の外側に設置する大きな装置で、発生する飛散粉塵を吸引します。 口腔外バキュームを使用することにより、歯の切削時における飛散粉塵は80%程度を除去可能であることが文献に報告されています。 また、厚生労働省は口腔外バキュームの導入を推奨しています。 当院では皆様に安心・安全な治療を受けていただ

    • 歯を削るドリルの滅菌について

      歯を削るドリルは唾液や血液により汚染されます。 米国疾病対策センターは標準予防策として患者の血液、体液、排泄物,傷のある皮膚や,粘膜を感染の可能性のある物質とみなして対応することで,患者と医療従事者双方における感染の危険性を減少させることを提唱しています。 その米国疾病対策センターや厚生労働省および日本歯科医師会は歯科用ドリルを患者ごとに交換し、滅菌することを勧めています。 2017年厚生労働省のアンケート調査で、歯科用ドリルを滅菌している歯科医師は3%と報告されていま

      • 治療テーブルに器械や器具を置いていません

        診療所内は歯を削ったエアロゾル、空気中の雑菌などが浮遊しています さらに治療により血液や唾液は周囲に飛散する可能性があります そのために、器械や器具の汚染が心配です よしだ歯科医院では院内感染を予防するため 治療台に器械や器具、ドリルを置いていません 器械、器具およびドリルは患者さんの治療行為にあわせて 滅菌パックから出してセットしています

        • 病院手術室レベルの滅菌

          院長は清潔域と不潔域の区別が厳しい病院の手術室で勤務していたので滅菌の知識も豊富です。 よしだ歯科医院では3台の器械を使用し、完全滅菌システムにて感染を予防しています。 1台目は通常の器具を滅菌する高圧滅菌器です。 2台目は歯を削るドリルを超ハイスピードで滅菌する高圧滅菌器です。 3台目は熱に耐えない、プラスチック、ゴムの器具、紙製品などを滅菌するガス滅菌を設置しています。    治療器具は滅菌パックにて個別化し、再使用を防止しています。 歯を削る器械、器具、ドリ

          セラミックを作る最新の歯科技術をご存じですか

          歯科用CAD-CAMは、患者さんの治療箇所を3Dカメラでスキャンして、そのデータをもとにして差し歯や詰め物の設計をコンピューターで行います。 差し歯や詰め物は設計されたデータにより専用の器械でセラミックを削って作成されます。 このセラミックを作製する工程を歯科用CAD-CAMといわれています。 これらにより、従来の型取りも不要になり、型取りの際の不快感は無くなりました。 模型を作製して技工士が手作りで差し歯や詰め物を作製していましたが、機械化され治療期間の短縮と精度の

          セラミックを作る最新の歯科技術をご存じですか

          スキャナーで型取りが行うのを知っていますか

          スキャナーは口の中を撮影し、データ化していく装置です。 今までは歯に被せ物や詰め物を製作するため粘土のような材料を使用し、大きな枠を使って型取りを行っていました。 この方法は嘔吐反射のある方や、口が小さい方などにとっては辛い方法です。 スキャナーはその不快感を軽減させます。 さらに、スキャナーは撮影したデータから歯型を作ることができるので、精度が高い詰め物や被せ物の制作が可能です。精度が向上するので、被せ物が外れにくくなり、虫歯予防につながります。 また、データ化し器

          スキャナーで型取りが行うのを知っていますか

          親知らず外来の開設

          親知らずは痛んだり、歯並びを悪くすることがあります。 多くの親知らずは歯肉に埋まっているので、抜歯するのが困難です。 したがって、親知らずの抜歯は痛みや腫れを伴います。 痛みや腫れは外科的侵襲を軽くし、鎮痛剤を処置前に飲むことによって少なくすることが可能です。 また、処置時間を短くすることでこれらの副反応が少なくなり、患者様のストレスの軽減につながります。 当院では抜歯を専門にしている口腔外科専門医により親知らずの専門外来を開設していますので、痛くない腫れない親知ら

          大人の歯は何本あるかご存じですか?

          大人の歯は何本あるかご存じですか?  その答えは大人の歯は親知らずを除くと28本あります。 少なくとも20本以上の歯があれば、ほとんどの食物をかむこと出来て、食生活はほぼ満足することが可能であると言われています。 これが、80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという8020運動です 生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるようにとの願いを込めてこの運動が始まりました。 今、自分の歯が何本あるかご存じですか。 よしだ歯科医院では現在ある歯の本数を図示してお知らせして

          大人の歯は何本あるかご存じですか?

          麻酔医だからできる全身管理

          歯科麻酔の資格を得るためには歯のことだけで無く、内臓を含めた全身のことを学ばなければなりません。 歯科医師なのに全身の臓器のことまで理解しているのが歯科麻酔医です。 よしだ歯科医院では歯周病と糖尿病や誤嚥性肺炎、心臓病の関係について話したりします。 高齢で心臓病、脳血管疾患、高血圧、糖尿病を持っている方は歯の治療で、持病が悪化する可能性が高く、安全な歯科治療が行えるか心配です。 そのような患者様には血圧計、心電図、体内酸素濃度計などを使って、呼吸や心臓などの全身状態を監

          待合室にキシリトール入りのアメとガムがある訳

          むし歯菌は糖分を分解して酸を作り、むし歯を発生させます。 天然甘味料のキシリトールは虫歯菌に分解されず酸を作りません。 またキシリトールは虫歯菌の増殖や歯垢の形成を抑えます。 さらにキシリトールはカルシウムと結合して歯の再石灰化を促します。 これらのことからキシリトールは虫歯の予防効果があると言われています。 よしだ歯科医院は治療前の緊張や不安感で喉が渇いた患者様へ キシリトールが入ったアメとガムを無償で提供しています。

          待合室にキシリトール入りのアメとガムがある訳

          待合室にペットボトルの水とお茶があるわけは

          緊張すると喉が渇くからです。 これは自律神経の交感神経が刺激され、唾液分泌量が少なくなるからです。口渇感が増すとせきと同時にせき払いを起こしやすくなります。 歯科治療の不安や恐怖感から治療前に喉が渇く患者様は多いと思われます。 そこで、よしだ歯科医院では衛生的に水分補給をしてもらいたいのでペットボトルの水とお茶を用意しています。 冬季には温めたお茶を準備しています。

          待合室にペットボトルの水とお茶があるわけは

          口腔外科専門医による治療について

          口腔外科専門医は親知らずなどの難しい抜歯や口や顎の病気の診断、治療、手術を専門としています。 その専門医は日本口腔外科学会が豊富な知識と経験を持った専門医を養成し、認定しています。 難しい治療は患者様にとって大きなストレスとなるので、口腔外科専門医による治療は歯科麻酔と連携し、ストレスを軽減しながら行われます。 よしだ歯科医院における難度の高い抜歯や口腔外科治療は静脈内鎮静法を併用して治療のストレスを軽減させながら、口腔外科専門医によって行われます。

          口腔外科専門医による治療について

          治療の不安、恐怖感を軽減させる静脈内鎮静法を知っていますか

          静脈内鎮静法は治療時の痛み、治療に対する恐怖や歯科に対する不安などをなくし、気持ち良く、快適な気分にして安全に歯科治療を行う方法です。 本方法は麻酔薬を静脈へ投与して傾眠させ、ウトウトしている間に抜歯や歯科治療を行います。患者様は怖くなく治療を受けることができます。 静脈内鎮静法が必要な人 歯科治療が怖い人、嘔吐反射がある人、親知らずの抜歯などの侵襲が高い外科手術を受ける人、処置中の循環動態の安定を必要とする人(高血圧など)などです。 静脈麻酔の流れ 1日目 検査 2

          治療の不安、恐怖感を軽減させる静脈内鎮静法を知っていますか

          治療後の痛みをやわらげる先取り鎮痛法について

          先取り鎮痛法とは治療を行う前に、鎮痛剤を服用することにより痛み神経の過敏性を抑制して、術後の痛みの発生を軽減させる方法です。 例えば、抜歯を行う前に鎮痛剤を服用することで抜歯後の痛みが軽減され、術後の鎮痛剤の服用回数が減少します。 先取り鎮痛法については歯科領域で研究が多く行われるようになり、その有効性を示した論文が多く見られます。

          治療後の痛みをやわらげる先取り鎮痛法について

          歯科麻酔認定医をご存知ですか?

          歯科麻酔認定医とは麻酔学に関する基本的な知識と技能を有する歯科医師に対して、日本歯科麻酔学会が認定した資格であり、地域社会の歯科医療における安全性の向上に貢献する役割を有しています。 歯科麻酔認定医は患者さんが痛くなく、怖くなく、何ら不安も感じず、快適で、安心安全な歯科治療を提供します。虫歯、親知らずの抜歯など、症例に合わせ、どのようなタイプの麻酔をどう施術するか、専門知識を患者の方々にわかりやすく説明するのも歯科麻酔認定医の役割です。 日本に107443人(2020年)

          歯科麻酔認定医をご存知ですか?

          痛くない歯の麻酔、注射についてー表面麻酔は有効か

          表面麻酔の研究報告から表面麻酔薬を20分間、作用させても針の刺入の痛みは完全に抑制できないことが明らかになっています。エビデンスから注射前の表面麻酔は効きません。その理由は唾液により表面麻酔薬が流されてしまうからです。 歯の麻酔は次のことをケアすればあまり痛くない麻酔の注射が可能です。 1 写真のような細い針を使う 従来は太さ0.4mmの針を使用していました。今はインスリンの注射でも使われている針、太さ0.26mmを使用すれば針を刺すときの痛みはほとんどありません。 2 

          痛くない歯の麻酔、注射についてー表面麻酔は有効か