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「日本流行丼大賞」の季節がやってきたぁ

昨年の第一回に引き続き、今年も年末に『日本流行丼(りゅうこうどん)大賞』が発表される。すでに10月から選考も始まっている。

この大賞に関しては、私も仕事柄、アジアの食文化を知るものとして、審査に協力させていただいており、興味を持って「今年の流行丼」を考察しているところだ。

丼というのは、日本独特の飲食文化。「丼」という漢字自体は、唐の時代に中国から日本に入ったもののようだが、すでに中国ではこの漢字が一般に使われることは少なく、近年、日本から逆輸入された日本の「丼」を表す言葉となっているという。ちなみに以下が百度百科の解説。日本の「丼」の意味では、中国語では、「dǎn」と読ませるようだ。

人々に愛され、歴史に残す価値があり、その文化を世界に広めたい!日本初の鰻と丼の情報発信サイト『うなぎ_STYLE』(運営:株式会社BGI JAPAN、本社:東京都千代田区、代表取締役/藤原静宏 https://bgi-japan.co.jp)が中心となってこの大賞が立ち上がった。今年は農林水産省の後援もいただき、さらに東京新聞さんと共に日本流行丼大賞2021実行委員会を主催し、一般からの投票や「私の流行丼」のストーリーなども募集することになったという。関係者の熱心な活動を脇で拝見しているので、さらに進化を遂げているなぁと本当に脱帽している。

昨年の日本流行丼大賞では、グランプリには『魯肉飯(ルーロウハン:台湾風豚角煮丼)』。また金賞には、「うな牛」(すき家)、「スタミナ超特盛丼」(吉野家)、「名古屋系うな丼」(「炭焼うな富士」有楽町店)、そして話題賞には、将棋の藤井聡太二冠で話題となった「三河鮮魚の海鮮丼」が選ばれている。

コロナの影響で外食の楽しみが少なくなり、もっぱらテイクアウトだったりするが、皆さん、今年を一年振り返ってみて、どんな「丼」が印象に残っているだろうか?

ちなみに以下が「日本流行丼大賞2021」のアンケート内容。締め切りが10月30日までなので、ご興味のある方はぜひ。選考結果は、11月30日[火]に発表される。

日本流行丼大賞2021 専用サイト
https://ryuukoudon-2021.unagi-style.com

コロナ禍で、飲食店さんは本当にご苦労されていると思う。少しずつ感染者が減少傾向にある中、少しでもこう言った取り組みが話題になって、飲食店さんも盛り上がってくれたらと思っている。

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