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日常

立ち止まって、ゆっくり考えられる。

これはすごく贅沢で幸せなこと。

先月まで、週6日、深夜勤務でダブルワークしていた。
その日々でわかったのは、あっという間に時間が過ぎてしまう“時間の進み方の速さ”と“時間のなさ”。その時の自分に必要だったから選んだ状況だったけれど、日々にどうにか置いて行かれないようにするだけで精一杯。自分が望む成長と創作は一旦停滞せざるを得なかった。お金と時間のバランスはいつだって簡単にはいかないもの。これから先も「目標にしている経済状況+色々な仕事をしてみたい気持ち」があるので、そのうちまたダブルワークするけれど、きっと次からは“良いバランス”でやれるはず。一年半という期間は『自分に必要な収入と時間』を丁寧に考える良い機会だった。何より、そこに人間関係もあったので、素直に自分が人付き合いが上手じゃないことがしっかり理解できたし(苦笑)

生きるためにはお金は必ず必要。そこそこの時間生きてきて、99%の物事はお金で解決できてしまうと個人的には思っている。そもそも解決出来る99%があまりに多くて、「解決できない1%」だって、そこそこの数あるけれど。その「解決できない1%」を悔やまない為に、今は「お金を稼ぐ」から、少しの間距離をとり、「これからの為の底力を上げる時期」、その為の“今”を、生きていられる。

ものすごく幸せで有難いこと。
今、僕の周りに居てくれる人たちには感謝しかない。

心からありがとう。

これからは、手放すものと、今までよりも時間も労力も使うものを明確にしている最中。それでも、今日より明日。ほんの少しずつでも今より「人生の使い方」を上手になっていたい。
数年前に想像していた未来は、見事に枯れて萎れてしまったけど、実はそこには新たな未来の種が育まれていて、ちゃんと枯れたからこそ、新しい人生の大地に、種が落ちて、そこに芽が息吹き、今も懸命に根を張り続けている。
不安もあるけれど、未来に楽しみがある。先を見据えながら、未来は今が作っていることを忘れずに。お金と未来の付き合い方も、前より深く考えるようになったここ数年。残された時間を有意義に生きるには、必要だったことばかり。大きく変わった日常。以前の僕がみたらどう思うだろう。人生の変化を受け入れる為の、日常の変化をあれほど嫌っていた僕。

変化する。 今は、それが日常。

「日常」 “つねひごろ、普段、当たり前の日々”

そんな変わらないことの代名詞のような言葉「日常」。
その反対にあるであろう「変化」という言葉。

相反する変化と日常。

その日常の中、僕は今あらためて、生きていること、生きていくこと、に喜びを感じている。

画像は、ダブルワークをしていた頃、深夜勤務あけに、ひどく疲れきった心と体を“生きている喜び”に満たしてくれていた朝陽だ。

人生にはきっと経験する必要のなかった無駄な時間もあるはず。
それに意味を与えられるのは自分だけ。いつも幸せでいられるかは、自分次第。僕の尊敬する人も言っていた。
幸せは、なろうとするのではなく、感じるもの。
あの時の太陽のように。

そこに光があることに気付けるかは、どんな時だって心次第。

僕の心さん。
これからもどうぞよろしく。

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