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3月7日という記念日 と はぐれ と 高千穂

3月7日

僕には特別な日。

離れていても変わらない家族が居る。
それは、猫のはぐれ。

生まれて何週間かのころに、ひょんなことから育てるようになった家族。

詳しくは『区切り』『いのち』を読んでもらえたらわかります。

その家族に会えなくなってしまったのは、僕のせい。
それは事実なので、それ以上であって、それ以下でもない“僕のせい”。

僕が起点で始まった離婚という道への選択。

最初は苦しかった選択。
でも、すべて、僕や家族で居てくれた人の未来へ続く、『今を大切にする為』の選択になっています。

寂しさは当たり前に、心にちょこんと座っているけれど、後悔はない今を生きられているんです。なので、落ち込むネタ探しではないので安心してください。

これから少しづつ高千穂の出逢いについて書いていこうと思っています。

その前にとても大事な3月7日という大切な日に、「帰れる場所」のプレゼントがあった嬉しさを書いておきます。

区切り』『いのち』を読んでいない人にもわかるように書きますね。

3月7日は、以前住んでいた家で、大家さんに内緒で、拾った猫を飼い続けていたのが、あることをきっかけに大家さんに正直に話して認めてもらって、誰にも内緒にせず“家族”と紹介出来るようになった日、なんです。

今年が、今までの記念日や思い出深い日を“ひとりで迎える”最初の年。

その中でも、はぐれは僕の心の大きな大きな部分を占めている存在。
約束もあって、はぐれとはもう会えなくなってしまったけれど、寂しさよりも、今は、きっと大事に育てられていて、安心のなかで生きて居るんだろう、という信頼が大きいんです。
僕だけの為ではなく、お互いの為に出来る最善の選択を選べたと思っています。

そうは思っていても、カレンダーを見れば、一日一日、3月7日に向かってカウントダウンが進んでいて、なんとも言えない感情に飲み込まれそうになるわけです。

それを、高千穂での出逢いが変えてくれたんです。
あの景色、あの笑顔、何より「帰っておいで」の心。

僕は大事にしたい人達に出逢えています。

どれだけ、あの日が嬉しかったか。
僕はひとりなんかじゃなかった。
心のなかで、はぐれのことを思い出して、記念日を祝って、それでも僕は寂しさなんて、少しも感じなかった。

きっと、3月7日という日に高千穂に行けたのは、はぐれからもプレゼントしてもらえたからなんだとも思っています。

そして何より、高千穂という素晴らしい場所で、素晴らしい人達に出逢えたからこそ。

ものすごく個人的な、寂しさが生まれそうだった3月7日という特別な日。

それが、ほんの少しも寂しさもない、笑顔しか思い出せない嬉しい嬉しい記念日にしてもらえました♪♪♪

本当に、本当にありがとうございます。

高千穂への出逢いは、どんな縁で繋がったのか、そして、高千穂でどんなことがあったのか、ゆっくり書いていきます。

気長にお付き合いください。

清美さん、そして、高千穂で出逢えた全ての方に感謝を込めて。

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