
【VERSANT対策】69点を留学なし・独学で取った僕が徹底解説
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※本記事は500円の有料NOTEですが、前半は無料で読めます。
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「VERSANT(バーサント)スピーキングテストのスコアを上げたいけど、効果的な対策とかあるのかな?」
「VERSANTの問題集や対策アプリを探してみたけど、見つけられなかった。どのようにすればスコアアップできるのか教えてほしい。」
この記事では、こういった疑問に答えます。
✅この記事の内容
・VERSANT受験前に知っておくべき5つのポイント
・VERSANTのパート別対策と回答テクニック
・VERSANT受験直前の対策メニュー
・VERSANTスコアアップに向けた本質的対策
✅この記事を書いている人
Twitterはこちら ⇒ Yoshi
この記事を書いている僕は、VERSANT初受験でのスコアは58点でした。
そこからオンライン英会話などを使って本質的なスピーキング力をアップさせつつ、VERSANT対策も取り入れた学習をしたことで、3カ月で11点スコアをアップさせ、69点を取ることができました。
VERSANTは最近注目度が上がっている英語資格ですが、一方でどう対策すべきかはまだ分からない部分が多いですよね。
「VERSANT 対策」でググればいろんな記事が出てきますが、英会話スクールなどプロによる解説記事がほとんどで、実際にスコアアップした人が実践した具体的な対策というのはほとんど見つかりません。
本記事では、ぼく自身が大きくスコアを伸ばした具体的な対策を詳しくお伝えしていきます。
これまで留学経験もなく、日本国内・独学で英語を学んできたので、参考にして頂ける部分が多いはずです。
ぜひご自身の英語学習にも取り入れて、VERSANTのスコアアップを目指してみてください。
※VERSANTはスピーキングテスト・ライティングテスト・プレイスメントテストがありますが、本記事はVERSANTスピーキングテストに絞った内容となっております。
※本記事は2020年10月時点の情報に基づいています。
1.VERSANTの基本情報と問題構成
まずはVERSANTの基本情報と問題構成を押さえておきましょう。
■VERSANTスピーキングテストの基本情報
VERSANTスピーキングテストの基本的な情報については、以下の通りです。
✅VERSANTの基本情報
・AI採点のスピーキングテスト
・スマホ、PCでいつでもどこでも受験可
・6つのパートに分かれており計63問
・評価項目は①文章構文、②語彙、③流暢さ、④発音の4つ
・スコアは20点~80点で評価
・約20分で終わり、1~2分で結果確認可
※サーバー・通信状況によって結果確認に時間がかかる場合もあります
いつでもどこでも受けることができ、客観的に英会話力を測ることができるというのはとても便利ですよね。
VERSANTの基本的な内容についてもっと深く知りたいという方は、以下のブログ記事にわかりやすくまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
■VERSANTスピーキングテストの問題構成
続いて、VERSANTの問題構成は以下の通りです。
✅VERSANTの問題構成
パートA:音読(8問)
パートB:復唱(16問)
パートC:質問(24問)
パートD:文の構築(10問)
パートE:話の要約(3問)
パートF:自由回答(2問)
けっこう特殊な出題形式で、初受験だと戸惑う方が多いかなと思います。
後ほど、パート別対策のところで例題交えて解説していきますね。
2.VERSANT受験前に知っておくべき5つのポイント
VERSANTでスコアアップを狙うにあたり、受験前に知っておきたい5つのポイントを紹介しておきます。
■①:リスニング力が鍵を握る試験である
スピーキングテストと言いながら、実はVERSANTでは6つあるパートのうち5つでリスニング力が求められます。
公式サイトでも、以下の通り説明されています。太字部分にご注目ください。
ネイティブによる自然なスピードで流れる質問を聞き、回答するテストです。
リスニング能力とスピーキング能力(自然さ、流暢さ、即時性)の両方を測定します。
出典:VERSANT公式サイト
このことからも、スピーキング力はもちろん、リスニング力が重要な要素だということが分かります。
実際に受けると分かりますが、まず確実に聞き取ることが前提となっている問題が多いので、意外とリスニング環境の整備が大事だったりします。
この点については後の『受験前のチェックポイント』でも触れていきますね。
■②:4つの採点項目の配点は均等ではない
VERSANTは「文章構文・語彙・流暢さ・発音」の4項目で採点されますが、それぞれの配分は以下の通りで、均等ではありません。
✅VERSANTの項目別採点比重
文章構文:30%
語彙 :20%
流暢さ :30%
発音 :20%
参考:VERSANT FAQ
例えば、発音より流暢さの方が比重が高いので、発音を重視しすぎてゆっくり話すとスコアダウンにつながる可能性もあります。
試験冒頭の指示にある「speak naturally」「There is no need to speak too carefully or slowly」に従って、自然なスピードで話すのが良いでしょう。
■③:回答までの時間も評価対象
VERSANT公式ページには、採点は以下のような側面について分析するとあります。
✅VERSANT採点のポイント
・答え始めるまでの時間
・回答の長さ
・ためらい、休止、詰まり
・音声のピッチとトーン
・音声の強勢とイントネーション
ぼく自身、初めて受けたときは「答え始めるまでの時間」が採点対象だとは知らず、確実に正解するために一度頭を整理してから答えたりしていました。
答えが分かったら、即答する方がスコアアップにつながるでしょう。
■④:パートA~Dの各1問目は練習
パートA~Dの各1問目については、VERSANTを運営しているPearsonサイト内資料に下記説明があります。
The first item response in Parts A through D is considered a practice item and is not incorporated into the final score.
出典:Versant™ English Test Test Description and Validation Summary
簡単に訳すと、「パートAからDの1つ目の回答は練習とみなされ、最終的なスコアには組み込まれません。」となります。
いつ採点対象に変更があるかは分からないので、あくまで1問目から最大限集中して答えることをおすすめします。
ただ、1問目って焦って失敗しがちなので、これを知っていれば、もし失敗しても「練習だ」とすぐに切り替えられますよね。
記憶の片隅に置いておきましょう。
■⑤:パートFの2問も対象外
また、上記と同じ資料によると、パートFについてはなんと2問とも採点対象外ということになります。
The two Open Questions are not scored automatically.
出典:Versant™ English Test Test Description and Validation Summary
こちらも簡単に訳すと、「2つの自由回答の問題は、自動採点がされません。」となります。
パートFは自由回答なので、AIでは採点できないということなのでしょう。
つまり、パートFを重点的に対策しても、今の時点ではスコアアップにつながる可能性が低いです。
なので、現時点での事前対策の優先順位は低いといえます。
実際、ぼく自身もパートFに関しては一切対策していませんが、スコアを上げることができました。
但し上記は個人受験の場合であって、企業などの指定で受けた場合には、人事担当者が必要に応じてその内容を別途確認できるようですので、ご注意ください。
どちらにしても、これも今後変更がないという保証はないので、特別な対策はしないまでも、できうるベストな回答をしておきましょう。
VERSANTの最後の設問ですし、エネルギーをセーブしていても意味ないですからね。
以上、VERSANT受験前に知っておきたい5つのポイントでした。
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すみません、無料部分はここまでになります。
ぼく自身、これまで効率的にVERSANTスコアアップを目指すべく、その採点基準などから徹底的に調べ尽くしました。
本記事は元々自身の個人ブログに掲載しており、Google検索「VERSANT 対策」で1位にもなっていた記事です。
無名のブログですが、その他のオンライン英会話・コーチングスクールのウェブサイトを抑えて1位になれたのは、それだけ多くの方の需要に応えられていたという証だと思っています。
今回のNOTEは、その記事の内容に大幅に加筆したものとなっています(1万2千文字⇒1万9千文字と1.5倍以上のボリュームになりました)。
もちろん追加した内容は、VERSANTスコアアップを目指す方にとって、より具体的な対策・回答テクニックが分かるものとなっています。
本NOTEには、ぼく自身がVERSANTでのスコアアップを見据え、3カ月本気でスピーキング力アップに打ち込み、試行錯誤しながら計5回受験した過程で得た知見をすべて詰め込んでいます。
このNOTEを読むことで、ぼく自身がそれらに費やした時間をかけることなく、効率的にVERSANT対策が進められるので、確実にワンコイン以上の価値は感じて頂けると思っています。
VERSANTは1回受けるのに5,000円以上と安くないので、限られた受験機会で何とか実力を出し切りたいものですよね。
受験直前の方にとっても、本番で確実に実力を発揮するための、サポート役として活用いただけるはずです。
✅【対策期間別】このNOTEの活用方法
・受験直前の方 ⇒ すぐに活用できる「3.パート別対策と回答テクニック」と「4.受験直前のチェックポイント」
・受験まで数日~1カ月ある方:上記に加え、「5.VERSANT受験直前でできる対策メニュー」
・数カ月かけて本気でスコアアップを目指す方:「6.VERSANTスコアアップに向けた本質的対策」
ぜひ、効率的なスコアアップに役立ててみてください!
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