岸田新総裁誕生!党一丸でコロナなど諸問題に対処へ【和田よしあき国会だより2021.10.1】

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↑岸田文雄新総裁が誕生しました

自民党新総裁誕生!

9月28日、自民党総裁選が行われ、岸田文雄新総裁が誕生しました。

総裁選にご協力いただいたみなさま、想いを託して投票してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

選挙期間中、4人の候補の開かれた政策論争が繰り広げられ、その模様はテレビやネットを通じて国民に届けられました。自民党の国会議員の中で志のある人が総裁を目指し挑戦する。国民の前で国民のことを想い政策を約束する。責任政党自民党の素の姿です。

私が応援していた高市早苗候補は力およばずでした。しかし、国民の命と暮らしを守り抜く強い想いは新総裁をはじめ政府・自民党に大きな影響を残したと思います。

新総裁が決まったこの瞬間から、新型コロナ感染症をはじめ日本が抱える諸問題との闘いが再開されます。私も自民党の国会議員の一人として、党一丸となって国家国民の課題解決に全力を尽くして参ります!

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↑総裁選投開票前の高市早苗候補送り出し会にて

緊急事態宣言・蔓延防止等重点措置を解除

9月28日、政府分科会が開催され、9月末をもって発出されているすべての緊急事態宣言・蔓延防止等重点措置を解除することが決定されました。感染力の強いデルタ株をここまで抑え込めたのは、ひとえに厳しい状況下でも耐え忍びご協力いただいた国民のみなさまのおかげです。心から感謝申し上げます。

ここから更にワクチン接種を推進し、国内外の治療薬を積極的に取り入れ、新型コロナが生命に与える脅威を極小化して参ります。

加えて、みなさまの日常生活を取り戻すべく、ワクチンパスポートや飲食店の第三者認証などを推進して参ります。

政府はリバウンドを起こさない為に、引き続き新規感染者の推移に注視し、必要に応じて迅速に各種宣言などの措置を行っていきます。

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↑地元の農家さんを視察と意見交換

有事の時こそ、大胆な決断を

内閣府大臣政務官を拝命して一年が経過しようとしています。この一年間、コロナとの戦いの最前線に身を置いて、時に未知の感染症に翻弄されて悔しい思いを重ね、時にいただいたご要望が政府の政策や予算につながり、その中に多くの学びがありました。

その一つが、「有事の時にこそ時に大胆な決断が求められる」ということです。

野党は昨年11月の衆院厚生労働委員会で外国製ワクチンの使用や特例承認(治験期間の短縮)に反対していました。今でこそ野党は政府に「遅い」などと批判していますが、仮に野党の言う通りにしていたら、今頃はまだ治験の真っ只中で誰も接種できていなかったかもしれません。

政府はこのような野党の批判に一定の配慮をしつつも、ファイザーとモデルナのワクチン導入を決断。通常1年以上かかる承認プロセスも特例承認で数ヶ月に短縮しました。

その結果、今日6割近い国民がワクチンを2度接種し、また7割に近い国民が一度は接種し、欧米とほぼ同じ摂取率に到達しました。この大胆な決断は正しかったのです。

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↑私もワクチンを打ちました!

一方、より大胆であるべきだったと、悔やまれるものもあります。

その一つはマイナンバーカードです。普及していれば、給付金や補助金などがワンクリックで給付されていました。数百億円に上る外注費、自治体職員の不眠不休の作業、国民の待ち時間が大幅に軽減できていたでしょう。「プライバシー」というもっともらしい理由でマイナンバーに対して批判のための批判を繰り返した野党、これに乗って国民の不安を煽り立てた一部メディアの責任は重大です。

政府も、マイナンバーと健康保険証・運転免許証・クレジットカード・交通系プリペイドカード・企業や学校の身分証などとの連携、携帯電話への搭載など、「マイナンバーが不可欠」という状況をもっと早く作れなかったことは痛恨でした。協力的でなかった一部省庁には猛省を求めます。

もう一つは第5波の初期に出てきたロックダウンの議論に関連する「新型インフルエンザ特措法」です。政府はこの法案を今年初旬国会に提出。当初、政府の要請に対して悪質な違反がある場合は刑事罰を以って対処する法案でした。これは宣言等にご協力いただいている圧倒的大多数の国民の努力を踏み躙る悪質な違反をキッチリと取り締まる手段がなければ申し訳が立たない、その努力に報いて日常を取り戻さなければならない、との政府の強い使命感が原点でした。

野党や一部メディアはこれをこぞって反対。政府分科会に出席している医療・感染症の専門家までもが反対しました。政府は結局刑事罰を取り下げて特措法が成立されます。政府はこの時に憲法を盾に「公益を守るための致し方ない手段」として押し切るべきでした。

ほかにも、飛行機搭乗前の全件検査、歓楽街でのワクチン優先接種、もっと早い時期の水際対策強化・・・まだまだできたことがあります。

国民の利益に資する政策は、それがどのようなメリットをもたらすか、得るものと失うもののバランスはどうあるべきかを分かりやすく説明し、理解を得なければなりません。その上で、大胆な決断を果敢に下さなければいけません。このことを肝に銘じて私は政治活動に邁進します。

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↑駐日デンマーク王国のピーター タクソ-イェンセン大使が石狩湾新港を視察に来てくださいました

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