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ホームセンターで学んだ土の種類

畑を始めてから、ホームセンターで売られている土コーナーを改めて見直したら、いろんな意味で勉強になった。にわか知識のメモ。一口に「土」と言ってもおおよそ次のものがあるっぽい。

ベースとなる素材。いわゆる土。肥料がまぜこんである培養土がメジャー。家庭菜園などでは土の知識などわからないし、これだけ買えば的な。トマト専用土、玉ねぎ専用土などあったが、これは手間を省く商品で、基本は用土に肥料などを混ぜ込んで目的とする配合の土を作り込む感じか。

化成肥料(窒素、リン酸、カリウムの配合)

とにかくパッケージに8-8-8や14-14-14などN、P、Kの配合が書かれていて、肥料の三要素が大事であることがわかる。窒素は葉や茎(葉肥)、リン酸は花や果実(実肥)、カリウムは根(根肥)に作用するらしい。配合により、すぐに吸収される速効性、ゆっくりと効く暖効性がある。

堆肥(鶏糞、牛糞など)

動物由来の肥料。乾燥していると臭わないらしいが、ちょっと臭いので端っこのほうに分離していた。家で作っているコンポストに近い感じがした。調べてみたら、堆肥=コンポスト、だった。

油粕

植物由来の肥料。うどんにふりかける天かすみたいなものと勘違いしていたがまるで別物。アブラナなどの植物から油をとった残りかすのこと。肥料なので、例の成分はもちろん含まれていて、窒素5%程度、リン酸2%程度、カリ1%程度らしい。

酸性中和剤(石灰、牡蠣殻、もみがらくん炭など)

土壌改良資材。土壌の酸性度によって植物の育ちやすさが変わるのでその調整用。例えば、ほうれん草はアルカリ性でないと育たないらしい。雨が降ると酸性になりやすいので、石灰をまいて中和するとかしないとか。自然農の本は、「もみがらくん」を推していた。ちょっとかわいい。

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