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初雪を迎えて。。。トロントの長~い冬の始まり

11月2日朝、トロント周辺に初雪が降り、我が家の裏手のバルコニーや裏庭にうっすらと積もりました。先週、サマータイヤをスノータイヤに交換したのは正解でした。しかし、いくら冬用のタイヤに取り換えたからといっても、12月、1月、2月の厳冬期には様々な条件で道路の表面が凍結したりすることがあって、そういう時には運転しないのがいちばんです。新雪が積もった状態はスノータイヤでゆっくり走ればまず安定していますが、雪が凍ってくると、運転しないのが正解です。路面が凍っていると超スローで運転してもブレーキを踏むとスリップしたりスピンしたりして非常に危険です。

もう7、8年前の冬のことでしたが、そのころはまだコリアン・ハイキングクラブに所属していて、1時間ほど西にドライブしてブルース・トレイルというこちらでは有名なハイキングトレイルの出発地点に行く途中でした。ハイウエー10という広くて長い下り坂を走っていたら路面全体が黒光りしているように見えました。こちらで”ブラックアイス”と言われる状態で路面が凍結しているのです。危険を察知して私はギアをシフトダウンして超スロースピードで坂を下って行きました。

それでもハンドルがきかなくなり車は右側の路肩のほうに徐々に寄って行きます。30メートルほど先にすでに右の路肩にスリップして乗り上げ、動けなくなっている車が1台ありました。ブレーキを踏んでも私の車も下降を続け、だんだん前の車に近づいていきます。このままではあの車にぶつかるという直前になって何と私の車はゆっくり180度転回し、後ろ向きの状態で路肩に触れストップしました。

結局、何のダメージもなく無事にその難所は通り抜けたのでしたが、あれは恐怖体験でした。車を制御できなくなって右の路肩の方に向かったから助かったのですが、あれが反対の対抗車線の方に滑って行ったらと思うとぞっとします。あの体験以来、私は厳冬期のドライブには大変用心深くなっています。

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この写真は今年2月、うちの近くのパークで撮ったものです。川の水面がうっすらと凍っています。もうすぐこういう季節になってくると覚悟しなければなりません。

今年はコロナ禍のためクリスマスも年末年始もいつもとは全然違う雰囲気になりそうです。家に閉じこもりがちになるのでしょうが、note  のおかげで自分の「新世界」が広がりつつあり、それなりに充実した時間を過ごせそうです。

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