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三浦市トライアルステイに参加し、二拠点生活を1ヶ月体験。(おまけに週3or4勤務も。)

2019年9月から1ヶ月。
三浦半島の最南端、京急の終点でおなじみの三崎口駅。
そこからバスで20分ほどにある三崎港にて、東京の自宅と二拠点生活をしてみました。

この記事は、二拠点生活の振り返りを兼ねつつ、二拠点生活の同志や先輩とも繋がるきっかけになればと思っています。

また、私と同じく移住とか二拠点生活興味あるけど、トライアルステイってどんな感じなの?と感心ある人の参考になれば幸いです。

写真は、朝5時に起きてこれから釣り行くぞ!の時の家から見えた朝日と住んでいた街並み。

二拠点生活のきっかけ

きっかけは三浦での二拠点生活の先輩、加形さんから「三浦市トライアルステイ」のお誘いを受けたこと。そして、そのお誘いを受けた時にいくつかの接点や考えがあったため即応募となりました。

・一度加形さんのお家にもお邪魔して三浦最高だなと感じていたこと
・同世代の友人、蛭田くんが超ふわふわかき氷屋「きまぐれ屋」を三浦でやっていたので行きたいと思っていたこと
・独立をしたタイミングであり、オフィスを都内ではないところで構えられないかと考えていたこと
・両親が千葉の柏と茨城の笠間で10年前から二拠点生活をしており、充実してそうな毎日を過ごしていたこと
・3人の子ども(しかも全員メンズ)の子育て環境として都心ではないところで過ごしてみたかったこと

などがありました。
今振り返ると、いきなり見知らぬ土地に行くよりは、だれか知り合いが住んでいることは土地を選ぶハードルを下げました。

どの程度の二拠点生活をしていたのか

9月は三連休が2回あったこともあり、私が三浦市に行っていたのは、金曜日〜月曜日などの、土日祝日+平日1日。火〜木の3日間は東京の形でした。そのため結果的に週3勤務の体験にもなりました。
奥さんと子どもたちは金曜夜から土日祝日を過ごす日々でした。

私たちが平日も含め毎日滞在できなかった要因は「小学校との兼ね合い」です。9月から学校が始まったこともあり、休んで三浦滞在はできずでした。

お子さんも一緒に平日も含めて滞在したい場合、小学生がいらっしゃれば行く時期は夏休み一択かと思います。小学生未満であれば、保育園は現地の保育園に相談をすれば1ヶ月ほど保育園に通えることがあるそうです。その辺りは現地保育園に直接相談とのこと。

どんな生活をしてたか

・遊び
釣り!シュノーケリング!磯遊び!
最高の釣り場が家から徒歩8分。充実のシュノーケリングスポット&磯遊び場が家から車で10分という環境は最高でした。
また、釣った魚をすぐに家で調理できるのは新鮮な感覚でした。(自分で釣ったソウダガツオのタタキは最高)
天気と時間の関係上、城ヶ島を温泉&夕日以外で堪能できなかったのは悔いが残ります。

・ご飯
毎週日曜朝は朝市へ!そこで朝ごはんを食べつつ、友人家族が遊びに来る時は、そこで金目鯛や巨大ハマグリ、伊勢エビを割安で調達しつつ自炊!
その他には、三崎港の地元っぽいお店へ意識的に行くようにしていました。

・人付き合い
きっかけとなった加形さんとは三崎港の蔵を改装した居酒屋でご飯を食べたり、蛭田くんとはきまぐれ屋でかき氷を食べたり(子どもたちは「これがプロのかき氷か!」と驚愕しながら完食)という時間は東京で会うとはまた違う感覚で新鮮でした。
元々の知り合い以外に地域の人たちとの交流ができたかというと週末に行く頻度では挨拶を交わす程度でしたので、地域とのつながりを作るのであれば時間の過ごし方を変える必要があったと感じます。

結論:二拠点はあり?移住はあり?

結論としては、二拠点生活は最高。もっといろんな地域でしてみたい。
一方で、完全移住は今はなし。今後は未定。

その結論に至った要因が以下のあたりです。

・自宅が東京の他に別地域にあるのは最高
 旅行とはまた別の感覚で、海に行ったらお風呂に入れる場所があることや 洗濯をできるなど、日常生活を過ごせる場所があるのは良い。

・魅力的な自然環境が豊富
 
釣り場は徒歩圏内で複数あり、車で10分行けばさらにスポットは広がる。
 そんな日常はとにかく最高だった。

・仕事はリモート割合が増せば問題ないが、小学校の転校がハードル高い
 現時点で完全移住ができない要因はこれ。小学校で仲の良い友達がいる
 中で積極的に小学校を変えることはあまり望まない。
 小学校のデュアルスクールの動きもあるようなのでそこに期待か。

・二拠点の場合、頻繁に行けるわけではないので、維持管理がネック
 維持管理を考えると購入はなく、二拠点生活をするなら賃貸。(ちなみに
 東京の家は持ち家なので、東京の家が賃貸の場合は考えは変わるかも)

・とはいえ賃貸契約を複数年も考えにくい
 今回住んだ家は周辺環境含め魅力的。だが賃貸で契約する場合、月5〜7万
 程度。年間にすると60〜84万。それが複数年とすると契約は難しい。

・東京の便利さが際立つ
 我が家は、両親ともに関東に住んでいることや、奥さんが自動車免許を
 持っていないのもあるが、徒歩や自転車、バスや電車でスーパーや病院
 などに行ける東京は日常だけでなく何かあった時を考えても便利である。
 東京には人が多すぎると感じる一方で、会いたい人にも会いやすい。求め
 るかはさておき、新たな出会いも多い。
 など、東京の魅力を実感する機会にもなったがの正直なところ。

今後の考え

現時点で、三浦市で二拠点生活をスタートとはなりませんでしたが、三浦市は間違いなく我が家にとって身近で特別な地域になりました。

「また行きたいね。」という言葉は子どもたちから2日に1回は出るほどです。もし何かの機会があれば確実に足を運びますし、自分にできることがあれば協力したいという気持ちを抱きました。関係人口というやつですかね。

我が家の考えは、このような形で二拠点生活を様々な地域でしてみたい。というのが現状の強い想いです。

具体的な実現プラン

様々な地域に友人を持ち遊びに行く。という発想もありますが、それでは我が家のわがままだけになってしまうので、超短期間での賃貸契約を通常の賃貸料よりは割高で契約する。その賃貸契約を複数家族で契約することでさらに高い金額で契約するというスキームはできないものかと。例えばシンプルに考えるとこんなイメージ。

通常の賃貸料が5万円/月。だとすると、
超短期契約の場合は、10万円/月で契約。
その上で、契約人数が増えると月額を1万ずつ上げる。

まだ二拠点生活をし始めて間もない段階なので考えが浅いこともあると思いますが、こんな形があるよ!というアドバイスがあればいただきたいです。

改めて、今回三浦市トライアルステイに参加できる機会をいただけたことは家族にとってふわっとしていた二拠点生活を具体的に考える機会になりました。

そんな機会を、三浦市で始めることができたのは最適だったのではと思います。1ヶ月では堪能できないほどの魅力を持ち、変化をしている飽きないエリアである三浦市。ぜひ一度行ってみてください。

三浦市トライアルステイは要チェックですよ!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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